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April 11, 2009アーカイブ

登頂日
2009年4月11日(土)
天 候
晴れ
同行者
囲炉裏村メンバー12名

善峯寺バス停⇒善峯寺⇒三鈷寺⇒金蔵寺⇒小塩山⇒南春日バス停








 以前は花には興味がなかったのだが、山に登り始めて興味を持つようになったが、多くの花の名前は、未だにわからない。図鑑やネットで調べるのだが、似たような花が多く特定できないことも度々である。そのうち覚えるだろうということにしておこう。ということで、今回は囲炉裏村のオフ会でカタクリの花を見に出かけた。

 JR京都線の向日町駅から阪急バスに乗り、終点の善峯寺へ移動。善峯寺では、桜や枝垂桜が見ごろであった。「けいしょう殿」付近からの眺めは、青空の下にパステルカラーに染まった樹木とお堂等の建造物、その先に見下ろす街並のコラボが最高の眺望を生み出していた。

 善峯寺から三鈷寺に立ち寄った後、近畿自然歩道で金蔵寺へ。山門を抜け、石段を登りきると、見事な枝垂桜が眼に飛び込んできた。枝垂桜の下でバンダナショットを撮影後、金蔵寺展望台でランチタイム。本日の昼食は、味噌煮込うどんとおにぎりである。

 昼食後、いよいよ本日のメインイベントである『カタクリ』を見に小塩山へと向かう。近年カタクリは、乱獲や野生動物の食害により数が減ってきているとのこと。小塩山でも例に漏れず、鹿の食害等深刻な問題を抱えているようだ。小塩山では『西山自然保護ネットワーク』のみなさんが、カタクリとギフチョウの保護活動を行っておられる。

 最初に訪れたカタクリの群生地は周囲に鹿避けのネットが設置してある。何箇所かある群生地の中で唯一ネットが設置されている場所である。4箇所ほど群生地を回ったが、ネットの設置されている群生地と設置されていない群生地では、植生しているカタクリの数に大きな差がある。ネットの設置にかかる費用も『西山自然保護ネットワーク』のみなさんとカタクリを見に来られた方々の寄付でまかなっているとのこと。私も少額だが寄付をさせていただいた。

 幻(?)の白いカタクリの花も見れて大満足。可憐なカタクリの花を満喫した後、小塩山の山頂にある淳和天皇稜(大原野西嶺上陵)をぐるっと一周した後、大原野神社方面の南春日バス停へと下山。バスで阪急東向日駅へ戻った。

 ビールを1杯だけ飲んで帰ろうということになり、駅前の「餃子の王将」に入る。生ビールと餃子1人前づつで乾杯!4月上旬とは思えない暑い一日だったので、冷たいビールが最高にうまかった!会計を済ませ、店を出ようとしたところで、Tちゃん氏に「大将、これだけで帰らへんやろ」と魔のささやき。翌日が私主催のオフ会なので帰ろうと思ってたのだが・・・ 誘惑に弱い小生は迷わず二軒目へと流れていったのである。

◆ 善峯寺
 善峯寺(よしみねでら)は、京都府京都市西京区にある寺院。山号は西山。西国三十三箇所第20番札所。善峰観音宗(天台宗系単立)。桜や紅葉の名所になっているとともに境内各所から京都市街、比叡山を一望できる。
起源と歴史
 長元2年(1029年)、源算が創建した。その後、長元7年(1034年)には後一条天皇から「良峯寺」の寺号を賜った。鎌倉時代初期には慈円が住したことがあり、このころ後鳥羽上皇直筆の寺額を賜ったことによって寺号が善峯寺と改められた。青蓮院から多くの門跡が入山したため「西山門跡」と呼ばれた。応仁の乱に巻き込まれて伽藍が消失したのち、江戸時代になってから桂昌院(徳川5代将軍綱吉の生母)の寄進によって再興された。
重要文化財
・多宝塔 (元和7年(1621年)に賢弘により再建されたもの。)
・絹本著色大元帥明王像
天然記念物
・遊龍の松(樹齢約600年の五葉松で幹が横に這うように伸びていることからこの名が付けられた。 全長54mあったが、松食い虫の被害により平成6年(1994年)15mあまり切断された。)
〔Wikipediaより転載〕

◆ カタクリ
 ユリ科カタクリ属に属する多年草。比較的日光の差す落葉広葉樹林の林床に群生し、早春に下を向いた薄紫から桃色の花を咲かせる。春を告げる「スプリング・エフェメラル」の一つ。葉には帯紫色の模様がある。
 早春の3?4月のみ地上部を展開し、5月上旬頃には葉や茎は枯れてしまう。種子にはアリが好むエライオソームという物質が付いており、アリに拾われることによって生育地を広げている(同様の例はスミレなどにも見られる)。発芽1年目の個体は細い糸状の葉を、2年目から7?8年程度までは卵状楕円形の一枚の葉だけで過ごし、鱗茎が大きくなり、二枚目の葉が出てから花をつける。なお、鱗茎は毎年更新し、なおかつ旧鱗茎の下に鱗茎が作られるため鱗茎は深くなる。原則として鱗茎は分球することはない。
 昔は日本では落葉広葉樹林のある各地で広く見られたが、近年では乱獲や盗掘、土地開発などによる生育地の減少によって減少している。最近では人工的に増殖した上で野山に植える試みが行われ、観光名所になっている。
 万葉集に残る、「もののふの 八十乙女らが 汲みまがふ 寺井の上の 堅香子の花」(巻18)に詠まれている「堅香子(カタカゴ)」は、カタクリではないかと考えられている。また、日本の富山県高岡市は「カタカゴ」の名でカタクリを市の花に指定している。
 昔はこの鱗茎から抽出したデンプンを片栗粉として調理に用いていたが、近年は片栗粉というとほぼジャガイモから抽出したデンプン粉のことを指すようになってしまった。
〔Wikipediaより転載〕

◆参加メンバー:順不同◆
こまくささん(リーダー)・Keyさん・mayumiさん・たけちゃん・あやさん・越路さん・SAMさん・ふーさん・O型さん・みかりんさん・春風さん・まささん・大将(以上13名)

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