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May 5, 2009アーカイブ

登頂日
2009年5月5日(火)
天 候
晴れ
同行者
単独行
地 図
地形図 1/25,000 宮田・村雲

おおたわ広場⇒(36分)⇒小金ケ岳⇒(29分)⇒おおたわ広場⇒(28分)⇒三嶽(御嶽)⇒(20分)⇒おおたわ広場








 ゴールデンウィークの連休も残り2日となった今日、丹波篠山の小金ヶ岳と三嶽(御嶽)に登ることにした。おおたわ広場から両山をピストンする楽なコースを選択。いつも通りの早朝出発の予定だったが、自宅出発がやや遅くなり、おおたわ広場着が7:30になってしまった。(充分早いだろうってか・・・)

 出発準備を整え、さてさて、どちらの山から登ろうかと思案(ってほど大袈裟なものではないが)した結果、まずは小金ヶ岳に登ることにした。岩で造られた祠で本日の安全を祈願し登山道へと入る。登山道手前には「小金ヶ嶽 1.3Km」の標識がある。鬱蒼と繁るスギに陽射しが遮られ薄暗い道を登っていく。足元は地面から露出したスギの根が階段状になり歩きやすい。やがて目の前に丸太階段が現れる。このあたりから広葉樹林に変わり、さらに登ると前方に小金ヶ岳が見え隠れする。道は岩場が多くなり、へつりや急斜面箇所の鎖場を数箇所通過する。急登から一気に視界が開けると山頂である。

 山頂には直径2メートル程の方位盤が設置されており展望も良好である。方位盤に腰を掛け、しばしの休憩を取った後、ピストンでおおたわ公園へと戻った。

 おおたわ公園から次は、多紀連山の主峰である三嶽を目指す。こちらにも「御嶽 1.2km」の標識が立っている。登りだして気づいたのは、小金ヶ岳とは全く山の様相が違うことだ。三嶽の登山道は相対的に明るい雑木林である。

 ほど良い傾斜の道をスガスガしい気分で登っていると突然目の前に階段が出現。上を見上げるが、途中で道が屈折していることもあり、下から見る限り階段の終わりが見えない。登っている途中で見上げても先には階段しか見えてこないという、恐ろしく辛い階段である。陽射しも強く、気温も上がってきたので余計に辛い。こんなことなら、先に三嶽に登るのだったと思っても後の祭りである。「後悔先に立たず」とはこのことだ。

 地獄の階段が終わると鎖が設置された岩場などの急登がしばらく続くが、山頂が近づいてくると緩やかな道になる。石室が登山道右手に見えてくれば、山頂は間近である。この石室は、三嶽を開いた役行者の像が祀ってるとのことだが、中をのぞいてみると荒れた状態であった。この先の火打岩方面への分岐からひと登りで山頂である。

 三嶽の山頂にも小金ヶ嶽と同じ方位盤が置かれており。その方位盤の袂に一等三角点の標柱が埋まっている。展望もよく、コバノミツバツツジのピンクとその先に拡がる新緑の山々のコラボが生みだす景観が最高であった。

 三嶽を後にしピストンでおおたわ公園へと戻る。小金ヶ岳・三嶽の二山登頂に要した時間は、休憩時間も含め2時15分とお手軽な山行であった。

 ゴールデンウイークの5連休中の3日を丹波の山行で過ごした。3日ともバイクで移動したのだが、走行距離280kmというのに驚きである。弥十郎ケ岳と今日のおおたわ公園は三田市のお隣の篠山市なのに・・・ 丹波は広いなーと実感!

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