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May 16, 2009アーカイブ

登頂日
2009年5月16日(土)
天 候
曇り
同行者
単独行

JR生瀬駅⇒(20分)⇒武庫川渓谷(廃線跡)入口⇒(9分)⇒北山第一トンネル⇒(16分)⇒北山第二トンネル⇒(20分)⇒第二武庫川橋梁⇒(12分)⇒桜の園⇒(18分)⇒JR武田尾駅








 伊吹山にお花見登山へ行く予定であったが、15日夜に雨天中止連絡が入る。天気予報はもちろん「雨」である。ただ、午前中は何とか持ちそうな感じだったので、次回小生主催のオフ開催地である武庫川渓谷廃線跡の下見に行くことにした。

 JR新三田駅から普通列車で20分弱で生瀬に午前7時過ぎに到着。生瀬駅からR176に出て、国道沿いを三田方面に北上する。中国自動車道の高架を過ぎ、しばらく進んだところを右前方に下り廃線跡に入るのだが、その付近の様相が前回(昨年12月)に来た時とかなり変わっている。この辺りは、かなり前から長期間工事を行っているのだ。廃線へと下りる道も最初に訪れた時は地道だったのだが、今はアスファルトが敷かれている。

 いよいよ廃線跡に入る。いつもながら武庫川渓谷の瀬・淵・激流・奇岩と天狗岩・百畳岩などの景勝が素晴らしい。そして、これまた残された枕木の中途半端な間隔が歩きにくい。

 武庫川渓谷廃線跡を歩くのは、今回で3.5回目(ヘッデン故障で途中リタイアを0.5回で換算)だが、今までの2.5回はいずれも冬場、今回初めて新緑の季節に歩いたのだが、冬場とは全く違った感じである。新緑の季節は、樹木が生い繁り廃線道が狭く感じる。また武庫川沿いの樹木で遮られ渓谷が見えにくくなっている。トンネルも冬場より近づかないと入口の全貌が見えない。しかし全体的には新緑が武庫川渓谷に映え、美しい景観をかもし出している。

 早朝の廃線跡で出会うハイカーはゼロ。曇天のやや肌寒い日に真っ暗なトンネルを敷石を踏む反響音、湧き水が流れ出る音を聞きながら一人で歩くのは、あまり気分がいいものではない。長尾第一トンネルの先で起こった悲劇を思うと特にである。怖がりの方は、グループで出かけることをお勧めする。

 オフ会時の食事場所の候補地を何箇所か下見しJR武田尾駅に着いた。2時間程の散歩であった。

 北山第一トンネル前に立てられていた兵庫登山会のゴミ看板は倒されていた。看板の裏に「ゴミは持ち帰りましょう」と書かれている。景観を損ねる場所に意味のないゴミ看板を立てておいて、「ゴミは持ち帰りましょう」とは本末転倒である。

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