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January 7, 2012アーカイブ








西国三十三霊場 御朱印・本尊御影・梵字本尊

 元旦の中山寺からはじめた西国巡礼二巡目の二寺院目、兵庫加東市の播州清水寺にお参りしてきた。播州清水寺は番外を除く三十三札所の中では、我家から最も近い寺院である。ちなみに一番近い寺院は、番外札所の花山院だ。最初の巡礼は、いきなり番外札所の花山院からの開始であった。

 播州清水寺の徒歩登山口までは、我家から車で20分弱。徒歩登山参拝者専用駐車場に車を停め、18丁(約2Km)の参道を登る。この道、昔は表参道だったそうな。やがて古くて長い石段が現れる。その昔は寺の正面だった場所とのこと。現在の仁王門は、自動車登山道側に昭和55年に以前の場所から移され再建。再建前の仁王門は、この古びた石段のあたりに建っていたのではないだろうか。

 石段を登りきると、西国二十五番札所の大講堂はすぐ。この大講堂は、播州清水寺にふたつある本堂のひとつ。もうひとつは、大講堂から80段の石段を登った場所に建つ根本中堂。大講堂は千手観音様、根本中堂は十一面観音様が御本尊として祀られている。

 早朝の参拝ということもあり、寺院内はひっそりと静まりかえっている。他の参拝者の姿も見えない。寺院内を一通りまわってから、大講堂に入ると、内陣ではお勤めの最中であった。小生も外陣の正面に座し礼拝。お勤めが終わったところで納経帳と笈摺に御宝印をいただく。御宝印をいただいた後、軸装納経帳を巻き戻していると内陣から出てこられた住職に話しかかられ、少しお話をさせていただいた。

 下山も往路と同じ道を下る。元旦の中山寺とはうってかわり、静かな山寺の雰囲気を満喫させてもらった参拝であった。
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