台風の接近もあり、23日は天気が崩れるのではと思い、当初23日に予定していた墓参りを20日に済ませていたのだが、朝起きてみると好天で青空が広がっている。こんな好天の日に家でゴロゴロしてるのも何なので、午前中に家庭の用事を済ませ、午後から自転車を走らせることに。
もともと出かける予定がなかったので、どこに走りに行くか全く考えていなかった。午後からということもあり、輪行で遠出することもできないので、自転車を車に積み込み、出かけるという娘2号を新三田駅まで送ってから青野ダムへ向かい、青野ダムから乙原を通り母子へ抜け、下青野へ戻る周回コースを走ることにした。
このコースは、乙原地区から花しょうぶ園や花のじゅうたんで有名な永沢寺へ抜ける峠が激坂なので、ヒルクライムの苦手な軟弱チャリダーとして、あまり走りたい道ではないのだが、坂を避けてばかりはいかないので走ってみることにした。
青野ダム記念館の駐車場で自転車を組み立て出発。陽射しが強く気温も高い残暑日だが、自転車で走ると風が心地よい。千丈寺湖畔を尼寺へ快適に走らせる。千丈寺湖畔を走り抜け県道49号線に入るとすぐに琴引峠が待ち受ける。ここは、さほどキツイ峠ではない。
琴引峠を越え小野地区から乙原地区へ入ると緩やかな上りになるが、この辺りは軟弱な私でも余裕で進める。店の前に大きな水車が回っている「そば茶屋菖蒲庵」を通過し、わらび餅と茅葺屋根で有名な「峠の茶屋 一軒屋」に差し掛かるあたりから傾斜を増した坂となる。激坂にさしかかると軟弱パワー炸裂。自転車を押して上がる。傾斜が少し緩くなると自転車にまたがりペダルを踏むが、きつくなると押すの繰り返しとなる。ピークを過ぎ下りに入るとペダルをあまり踏まず、疲れた足を休めながら下る。
永沢寺からお茶で有名な母子地区は、ほぼ平坦な道。母子地区を過ぎると青野川渓谷沿いの道を上青野地区まで一気に下る。下りきると下青野を経て千丈寺湖畔へと戻ってくる。千丈寺湖を眺めながら青野ダム記念館の駐車所へと帰り着いた。