六甲山系で最初に選んだ山は甲山(かぶとやま)です。標高わずか309mの山で駅からのアクセスも良く、山登りというよりはピクニック気分で気軽に登れる山です。甲山や麓の仁川ピクニックセンターは小学校時代に遠足や子ども会の行事で行ったことがあったということも最初に選んだ理由のひとつである。
阪急今津線仁川駅から仁川の川沿いを歩き『地すべり資料館300m』標識の手前を右に入り住宅街を抜けるように急坂を登る。登りきったところに五ケ山古墳の展望台があり北摂・大阪平野が一望できる。展望台からしばらく行くと左手に仁川ピクニックセンターの案内板がある。そこから舗装道をそれハイキングコースに入り広河原へと抜ける。広河原からまた舗装道へ戻り関学道バス停から甲山森林公園を通り抜け神呪寺へ向かう。本堂右手に『甲山』と額がかかった朱塗りの鳥居があり、そこから登山道へと入る。整備された階段状の登山道がジグザグに続き、途中眼下に北摂・大阪平野が望めます。10分ほど登ると山頂にたどり着きます。山頂は広場になっており、ベンチもあるのでゆっくりと休憩ができます。ただ雑木に囲まれ展望はあまり良くありません。山頂からの帰路は往路をたどり神呪寺へ戻り阪急甲陽園駅に向け南下しました。(
ルート 1/25,000地形図)