阪急岡本駅から踏み切りを渡り線路の北側の住宅街を抜けて保久良神社参道へ入ります。九十九折の急坂の参道を登りきると保久良神社です。保久良神社は古くから海上交通の守護神として、灘沖を航行する船を導く常夜灯(灘の一ツ火)として歴史を残す石灯籠が鳥居の前にあります。保久良神社は、毎日登山のゴール地点としても有名で1万回以上登られている方もおられるようです。
神社左手の梅林から急階段の登山道を金鳥山へ向け登ります。階段が途切れたあたりに休憩所があり、このあたりが地形図上の金鳥山(338m)ではないかと思われます。そこからしばらく進むと登山道は三分岐となり、真中と右は先で合流するので真中の道から登り金鳥山三角点を踏み、右の道からもとの分岐まで戻りました。金鳥山三角点は点名本庄山で標高も424.5mであり、あきらかに地形図での金鳥山ではないはずだが、三角点のところに金鳥山三角点と説明書がある。うーん、謎だ!
三分岐の左側の水平道を経て七兵衛山(462m)へと向かいます。水平道が終わり北へ登り打越峠手前の分岐を少し過ぎたところ左手に登山口がありました。木に直接赤インクで「七兵衛山へ→」と書かれていました。約5分で七兵衛山山頂到着。しばらく休憩した後、もと来た道を戻り打越峠から打越山(480m)を経て十文字山(279m)へと向かいます。打越山山頂を過ぎると後はほとんど下りとなります。十文字山まで下ってくるとその先は舗装道となり、高級住宅街から住吉川ほとりへと下りきり阪急御影駅をゴールとしました。岡本駅から3時間40分(休憩含む)の行程でした。 |