三田市で唯一、一等三角点を持つ
千丈寺山に登ってきました。千丈寺山にはいくつかの登り口があるようですが、今回は南の
北浦天満宮から登ることに。北浦天満宮の境内の隅にバイクを停めさせてもらい、神殿右横から登っていきます。緩やかな上りをしばらく行くと目の前に堰堤があります。堰堤の手前で細い谷川を渡り、堰堤の右上に上がります。堰堤の右側の急な上り(ロープが設置してあります)を登っていきます。途中露岩が現れる場所で背後を振り向くと眼下に
千丈寺湖(青野ダム)を見渡すことが出来ます。露岩からしばらく登ると緩やかな尾根道となり、アップダウンを繰り返しながら進んでいくと、山頂のすぐ手前の木に「←アチラ 千丈寺山権現厨子」の道標がかかってましたがそのまま山頂方面へ進むとすぐに
一等三角点がありました。
山頂はわずかな広場となっておりが、雑木に囲まれ展望はほとんどききませんが広場北端の
露岩の上からは展望が開けてます。山頂広場すぐ西方下に祠が見えます。あれが
千丈寺山権現厨子だなってことで、少し戻って前まで行ってみました。その後山頂から北へ向かいます。山頂北の露岩の先の急坂を下り進むこと10分弱で
石の祠に到着。
祠の前には木で作った長椅子が祠を取り囲むように置かれており、中央に焚き火用に石組みがされてます。千丈寺山は雨乞いの山と聞いています。もしかしたら今もこの場所に地元の人が集まり雨乞いの儀式を行っているのかもしれません。しばらく休憩した後、ピストンで北浦天満宮へと戻りました。