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March 20, 2009アーカイブ

登頂日
2009年3月20日(金)
天 候
曇り/晴れ
同行者
囲炉裏村メンバー14名

阪急池田駅⇒池田城公園跡⇒五月平高原コース入口⇒日の丸展望台⇒望海亭跡⇒五月山動物園⇒松楓台(野外宴会)⇒阪急池田駅








 45リットルのバックパックが一杯になる程の荷物を持って自宅を出発。「どこに行かれるのですか?」と近所の人に聞かれたら嫌だなーと思いながらバス停に向かったが、幸いなことに近所の人と出会わずにすんだ。さすがに「五月山」とは答えにくい。

 五月山は標高315mほどで、阪急池田駅から1時間も歩けば山頂という低山である。しかもハイキングコースが整備され、幼稚園や小学校の遠足で登る山である。 何でそんなに荷物が多いかと言うと、五月山に登った後に、下山地近くの公園で野外宴会をするのだ。

 バックパックの中身を紹介してみよう。日本酒3リットルパック、500mlペットボトル3本(麦焼酎・そば焼酎・烏龍茶)、ビール350ml缶2本、餃子60個、牛味付焼肉1kg、鍋、フライパン、コンロ、ガス2本、食器、マグカップ・・・。要するに宴会グッズが満載されているのである。

 午前9時半過ぎに阪急池田駅を出発。まず向かったのは、五月山山麓の池田城跡公園である。天守風の建造物があるが、これは天守閣を復元したものではなく、城跡としてイメージを演出させる模擬施設の魯風展望休憩舎である。展望休憩舎で本日の参加者の簡単な自己紹介を行い、しばらく公園内自由散策時間とした。展望所に登ったり、庭園を散策したりと思い思いに楽しむ。

 池田城跡公園を後にし、五月平高原コースの入口へ。ここからハイキングコースとなる。このコースは、他のコースに比べ山頂の日の丸展望台までの距離は短いが、その分一気に登るコースである。五月平展望所経由で、約40分で山頂に到着。日の丸展望台をバックにバンダナショットを撮影。日の丸展望台後方にある三角点にタッチした後、日の丸展望台に登り、眺望を楽しむ。

 山頂からは、自然とのふれあいコース・望海亭コースで、野外宴会場所である松楓台へ下る。途中に吊橋がある。そんなに長い吊橋ではなく、また渡らなくても横に道がある吊橋だ。せっかくだからという事で、大半の参加者が吊橋を渡る。この吊橋は、高さも長さもないが、足元の丸太が不安定なのと、朝まで降っていた雨ですべりやすくなっているのに加え、数名が渡ることによる揺れで、それなりにスリリングだったのではないだろうか。私は写真を撮る為に渡らなかったが、以前、雨で濡れた状態の時に渡った時に滑ると感じた経験がある。

 松楓台でブルーシートを敷き、場所を確保してから五月山動物園を見学に行く。池田市がオーストラリアのタスマニア州ローンセストン市と姉妹都市ということがあり、ウォンバットをはじめとした有袋動物が多い。入場無料の動物園としては、まずまずではないだろうか。

 動物園見物の後、いよいよ野外宴会である。参加者が持ち寄った食材で、カレー鍋・寄せ鍋・焼き餃子・焼肉に加え、めざしやスナック菓子、お汁粉、羊羹、各種フルーツと盛り沢山である。アルコールもビール、ワイン、ウイスキー、日本酒、焼酎、梅酒と種類豊富。お酒の合間にいただいた、薫り高い珈琲も最高。

 ワイワイ、ガヤガヤの宴会を盛り上げてくれたのが、気分最高潮に達したプライムさんの考えてきてくれたゲームと歌。美味しく食べ、飲み。楽しく話し、遊び、笑った、あっという間の4時間の宴会であった。

 参加者の皆さんも楽しんでいただけたようなので、主催者の私としては、ほっと一安心。参加者の数名からは、宴会オフの定期開催の要望もあがっていた。要望に答え、また開催したいとは思うが開催場所を探さなければならない。野外宴会オフに適したところがあれば教えていただければ幸いである。

◆池田城の歴史 (池田市観光協会HPより転載)
 池田城は室町時代から戦国時代にかけて、池田市域一帯を支配していた地方豪族・池田氏の居城です。池田氏の祖先は明らかではありませんが、鎌倉時代の13世紀末頃から文書に見られるようになります。池田氏は、15世紀の中頃から勢力を拡大、当時の権力者であった摂津守護・細川氏の家臣として、摂津の豪族の中で有力な位置を占めていました。
 当時の池田は、京都・能勢地方・西宮とを結ぶ交通の要衝地で、街道沿いに家が建ち、「市」が立ち始めるようになったのが町の始まりと考えられ、また、これに伴い池田城が築城されたと推定されます。  15世紀末から16世紀初め頃、池田氏の招きで、当代きっての連歌師・牡丹花肖柏をはじめ、多くの文人達が池田を訪れ、池田の文化形成に大きな影響を与えました。
 しかし、栄華を誇った池田氏も、戦国時代末期の永禄11年(1568)、織田信長の摂津入国で降伏、城主・池田勝正をはじめ池田氏は、信長の家臣に組み込まれました。その後、池田氏の内紛に乗じて、旧家臣の荒木村重が池田城を支配。村重が伊丹城を居城としたため、池田城は廃城となりました。
  
◆五月山動物園 (池田市観光協会HPより転載)
 1957年(昭和32)4月に開園した五月山動物園ですが、今ではオーストラリアからやってきた有袋動物ウォンバットが、その代名詞とも言える存在となりました。
 ウォンバットは、友好姉妹都市提携を結ぶオーストラリア・タスマニア州ローンセストン市から、提携25周年を記念して1990年5月1日に3頭やってきました。'92・'93と相次いで2世が誕生しましたが、ウォンバットの繁殖は大変難しいとされていましたので、その誕生は注目(繁殖賞受賞)されました。
 五月山動物園には、そんなかわいい動物達を見ようと、年間20万人余りの入場者で賑わっています。また、動物達に触ることのできる「ふれあい動物園」も大好評です。

◆参加メンバー:順不同◆
たろうさん・りっこさん・ようこちゃん・サンペイさん・ノンさん・むかごさん・papaさん・YASSAN・きょろちゃん・O型さん・単独行さん・プライムさん・山雀さん・大将(以上14名)

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