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November 2009アーカイブ

石金山(508m) 兵庫県丹波市

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登頂日
2009年11月29日(日)
天 候
晴れ
同行者
単独行
地 図
地形図 1/25,000 中村町

小新屋観音⇒(25分)⇒分岐⇒(11分)⇒石金山山頂⇒(8分)⇒分岐⇒(20分)⇒小新屋観音








 丹波市山南町の石金山(いしがねさん)に行ってきた。 丹波地方では昼夜の気温差が大きい秋から初冬にかけて霧がよく発生する。盆地に閉じ込められた湿った空気が冷やされ、水蒸気が凝固して霧が発生するそうだ。ということで石金山山頂からの霧海(雲海)を期待して早朝に出発・・・のつもりだったのだが出発時間が遅くなってしまった。寝坊したわけではなく、パソコンの前に座りすぎていたのが敗因。

 小新谷観音(こにやかんのん)の駐車場に車を停め出発。小新谷観音までは舗装道だが、先は林道となる。すぐに獣よけのフェンスがある。フェンスを抜けしばらく林道を進む。林道から離れ谷筋へと入っていく。谷筋から離れ山肌の道にかかるといきなりの急登となる。急登は稜線に出るまで続いた。

 稜線に出ると左:至山(イタリ山)、右:石金山の案内板が立っている。稜線上を山頂に向かって進む。しばらくは、なだらかな道が続いていたが山頂直下から、またまた急な登りが待ち構えていた。

 わずか40分足らずの行程だったが、まだ身体が慣れていないのっけからの激登りは、さすがにしんどい。やっと身体も少し慣れてきたと思ったら山頂に到着って感じであった。

 石金山の山頂からは360度の展望が開けている。期待していた霧海は全くなく。下界まで綺麗に見渡せるパノラマが広がっていた。山頂で景色を楽しみながらコーヒータイム。暖かいカフェラテは美味しく、身体を温めてくれる。

 山頂を後にしピストンで下山開始。30分弱で小新谷観音に到着。小新谷観音の境内には、もみじの葉が落ち敷き詰められていた。数週間早く来れば紅葉も楽しめただろう。来年のもう少し早い時期に霧海と紅葉を楽しみに再訪しようなどと考えながら家路に着いた。
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きままにぶらり 六甲山上散策

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登頂日
2009年11月23日(月)
天 候
晴れ
同行者
単独行
地 図
地形図 1/25,000 神戸首部・有馬

記念碑台⇒ダイヤモンドポイント⇒三国岩⇒グルーム法塔⇒三国池⇒六甲山牧場⇒記念碑台








 六甲全山縦走大会のボランティア業務に参加する日である。ボランティアの内容は、記念碑台でのコース誘導で、お昼の12時半から青鬼通過の午後5時半頃までの業務なので、早めに記念碑台に入り山上をぶらっときままに散策してきた。

 六甲山系には何度も登っているが、いまだに行ったことのないとこに行ってみることにした。記念碑台からダイヤモンドポイント、三国岩、グルーム法塔、三国池と回って六甲山牧場を経由しサウスロードから丁字が辻に出て記念碑台に戻るコースにした。

 ダイヤモンドポイントでは、雲海が広がり絶景を楽しむことが出来た。数枚写真を撮るが、肉眼で見るような美しい雲海を撮影できないのが残念である。

 ダイヤモンドポイントから三国岩とその先のグルーム法塔にいったのだが、グルーム法塔の場所がわからず住宅(別荘?)地の同じ場所を何度かグルグル回ってしまい、あきらめて三国池に行こうと思った頃に発見。悔いを残さずにすんだ。

 三国池では、樹木と青空が水面に綺麗に写り、逆さ富士ならず逆さ樹林が見事であった。写真に撮ると本来の樹木や青空より、水面に写った方が色鮮やかに写しこまれていた。こちらは写真もまあまあ満足がいくものが撮れたのではないだろうか。

 三国池から後は車道に出て、車道を六甲山牧場経由(と言っても中には入ってませんが)で歩き、途中からサウスロードに入り丁字が辻を経て記念碑台に戻った。

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参拝日:2009年11月21日(土) 同行二人
第二十三番札所 應頂山 勝尾寺
御 詠 歌
重くとも 罪には法の 勝尾寺 ほとけを頼む 身こそやすけれ
御本尊
十一面千手観音菩薩
宗 派
真言宗高野山派
開 基
開成皇子
開創年
神亀4年(727年)
所在地
大阪府箕面市粟生間谷2914-1   TEL:072-721-7010
拝観料
400円
 URL

阪急箕面駅⇒箕面公園(大滝)⇒箕面ビジターセンター⇒〔自然研究路4号線〕⇒勝尾寺⇒〔東海自然歩道〕⇒箕面ビジターセンター⇒箕面公園⇒阪急箕面駅







西国三十三霊場 御朱印・本尊御影・梵字本尊

 夏のアルプス、秋の六甲全山縦走大会などなどで、西国三十三霊場巡礼に行けてなかった。六甲全縦も終わったことだし、久しぶりに巡礼に行くことにする。どうせ行くのなら、この季節なので紅葉が有名な勝尾寺に紅葉ハイクを兼ねて行くことにした。

 コースは交通費が一番安い阪急箕面からのピストンに決めた。箕面公園も紅葉の人気スポットなので、人で賑わう前の早朝から歩き出すことにする。ということで、阪急箕面駅をAM6:50にスタート。観光道の滝道を大滝目指して登っていく。上から下りてくる地元の人に多くであった。箕面でも毎日登山の風習があるのだろう。さすがに一般観光客的な人とすれ違うことはない。

 瀧安寺あたりから紅葉が目に付きだす。野口英世像への登り口付近は、紅や黄色に染まった木々と常緑樹と調和の取れたコントラストがとても綺麗だ。大滝には早朝にもかかわらず、それなりの人がいた。地元の人とアマチュアカメラマンがほとんどだ。滝の周りは紅葉がすくなく残念だ。

 大滝から少し戻り車道へと上がる。ここから箕面ビジターセンターまで車道を歩く。ビジターセンターの敷地内に入り駐車場手前右側にある階段を登ったところで道が左右に分岐しており、左側が東海自然歩道、右が自然観測路4号線である。往路は後者を取ることにする。比較的緩やかな、整備された道が続いている。自然観測路ということで所々に樹木や生き物の説明板が立てられている。

 自然観測路を進んでいくと直進する道と右に下る道の分岐が出てきた。地図で見てきたイメージ的には直進なのだが、道標には右へ下る方向に「勝尾寺」と記されている。地図を出してみるのも面倒なので、道標に従うことにして右に道を取ると丸太階段を一気に下っていく。結局車道まで下ってしまった。車道との出会い地点に設置されていた案内板を見るとやはり直進でも良かったようだ。下ってきた行程を考えると登り返す気にもならないので、そのまま車道を歩き勝尾寺に到着。

 勝尾寺の参拝入り口は、ご立派な近代風建物である。建物正面の入口と表示のある自動ドアから広々とした明るい雰囲気の建物に入ると受付があり、ここで拝観料を払う。建物内は休憩所とみやげ物売り場になっている。地下駐車場まであるというからすごい。お寺というより観光施設って感じである。観光収益を思いっきり重視した寺院という印象である。

 さすがに紅葉名所とあって樹木は綺麗に色付いている。また勝ち運信仰の歴史をたどっている勝尾寺は「勝ちダルマ」が有名。小さな勝ちダルマが灯篭の中や岩の上などに沢山並べられている。本堂でお参りを済ませ納経所で御朱印を頂く。

 本堂の右手から二階堂への道を登っていくと二階堂の少し手前から東海自然歩道に入れる。獣よけのフェンスを潜ると山道に入るのだが、いきなりの急登が待ち構えている。この急登を登りきると東海自然歩道に合流する。

 東海自然歩道を政の茶屋(箕面)方面にしばらく歩くと、勝尾寺を開いた開成皇子(光仁天皇の皇子)の墓がある。ここからしばらく丸太で作られた歩道が敷かれているが、丸太の腐食が激しく危険なため通行止め。谷側の迂回路を進む。

 東海自然歩道は道幅も広く整備された道であるが、自然観測路4号線に比べるとアップダウンの繰り返しが多く疲れるが、今日の行程を考えるとこれくらいのアップダウンがないと物足りない感じではある。やがて往路に歩いた自然観測路4号線が左側5m程下に見えてくる。しばらく平行線をたどる。所々両道を行き来できる踏み跡がある。やがて自然観測路4号線と別れ車道を渡る橋を越えると再び自然観測路4号線と合流点の箕面ビジターセンターである。

 箕面ビジターセンターから車道で箕面公園に戻る。車道から滝道に下り、大滝方面を除いてみるとすごい人で賑わっている。人の多い大滝に再度行く気にはならないので箕面駅へと下った。

GPSの調子が思わしくない。電源投入時に現在地を補足するのにかなり時間を要する。また滝道あたりでかなり外れたコースを記録している。一度ファームアップでもしてみるとしよう。トラックデータを修正するのも面倒なのでそのままアップしております。御了承ください。
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◆應頂山 勝尾寺 
 勝尾寺(かつおうじ)は、大阪府箕面市にある高野山真言宗の寺院。山号は応頂山。西国三十三箇所の第二十三番札所。開山は開成(かいじょう)、本尊は十一面千手観世音菩薩である。

 伝承によれば、勝尾寺の草創経緯は次のとおりである。神亀4年(727年)、 藤原致房の子の善仲、善算の兄弟はこの地に草庵を築き、仏道修行に励んでいた。それから約40年後の天平神護元年(765年)、光仁天皇の皇子(桓武天皇の異母兄)である開成が2人に師事して仏門に入った。宝亀8年(777年)、開成は念願であった大般若経600巻の書写を終え、勝尾寺の前身である弥勒寺を創建した。そして、数年後の宝亀11年(780年)、妙観が本尊の十一面千手観世音菩薩立像を制作したと伝えられる。

 開成の僧としての事績については正史に記載がなく不明な点も多いが、北摂地域の山間部には当寺以外にも高槻市の神峯山寺(かぶさんじ)など、開成の開基または中興とされる寺院が点在している。

 勝尾寺は平安時代以降、山岳信仰の拠点として栄え、天皇など貴人の参詣も多かった。元慶4年(880年)、当時の住職行巡が清和天皇の病気平癒の祈祷を行い、「勝王寺」の寺号を賜るが、「王に勝つ」という意味の寺号は畏れ多いとして勝尾寺に差し控えたという。

2009KOBE 六甲全山縦走大会

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大会開催日
2009年11月8日(日)
天 候
晴れ
地 図
神戸市発行 六甲全山縦走マップ



 2回目の六甲全縦の日がやってきた。朝4時頃スタート地点である須磨浦公園に到着、既に長い列ができている。この日の為に囲炉裏の練習会を含め全縦コースでの6回のトレーニングで約155Kmを走破してきた。その集大成を発揮しなければならない。しかし天気予報ではかなり気温が上がる言っていた。暑くなりそうで心配だ。

 午前5時、六甲全縦の幕が切って落とされた。5:08にチェックを受けスタート。長い長い全縦の一日がはじまった。旗振山までの登りはハイペースにならないよう適度なペースで歩いている人の後ろに着いて登る。長い全縦、ここで無理をすると後々に響いてくる。はやる気持ちを抑えながらの歩きであった。

 陽も昇りはじめ、栂尾の400段階あたりでヘッデンを消灯。須磨アルプス・妙法寺と進むにつれ、陽もだんだん高くなり気温も上昇してきた。高取山の登りに差し掛かるとやや渋滞気味に。しばらく登っていくと何人か前を行く人がブレーキとなり、その前との間隔がどんどん広がっていく。ゆっくり登るのは楽だが、さすがにこれだけ遅いと逆にしんどい。何とかスペースを見つけ追い抜きを掛ける。

 鵯越駅を越え、菊水山への登りに差しかかる頃には気温もかなり上がってきた。菊水の登りは陽に照らされながらの登りとなる。。一歩一歩ゆっくりと歩を進めていくのだが、さすがにキツイ。やっとのことで山頂に到着。最初のチェックポイントがここ菊水山で、囲炉裏の仲間がボランティアでチェッカーをしておられた。

 菊水山から先も暑さに苦しめられながら鍋蓋山を通過し大龍寺へ向かう。昨年と同じく今年も左足大腿筋に違和感が出始め、すぐに右足の同箇所にも違和感が出だした。軽くマッサージを行い、塩分補給のタブレットを摂り先を急ぐ。

 大龍寺で囲炉裏の仲間4名がサポート隊として出迎えてくれた。パウンドケーキやバナナ等をいただき元気回復。もっと長くこの場にいたいのは山々だがそうもいかない。10分ほど休憩して出発。

 市が原から摩耶山掬星台までの登りは地獄だった。暑さでのバテに加え両足大腿筋の痛みが増して攣りそうになるのを立ち止まりマッサージを行いまた進むという騙し騙しの登りになった。最後の階段を登りきり電波塔の横に出た時には、やっと着いたかーって感じでした。

 掬星台のチェックポイントでは、ボランティア参加の囲炉裏仲間にチェックのスタンプを押してもらう。ここ掬星台でも4名の囲炉裏の仲間がサポート隊として応援に来てくれている。用意していただいた巻き寿司やおはぎ、味噌汁、フルーツなどを美味しくいただき、お腹も満たされ元気回復といった感じだ。

 今年も六甲山郵便局で甘酒のサービスがあったがパスし先を急ぎ、一軒茶屋まで一気に歩きとおした。

 最後のチェックポイントである東六甲分岐を過ぎ、長い長い下り坂へと入っていく。大平山手前で囲炉裏の仲間が休憩している、先が詰まってるとのことだったので私もここで休憩。休憩後は仲間に引っ張ってもらいかなりのハイペースで塩尾寺まで下りきる。最後のきつい舗装道も小走りで駆け下り16:49にゴール。今年の目標であった明るい内に宝塚を達成できタイムも昨年より1時間以上縮めることができた。

 ゴール後は、宝来橋の下で囲炉裏村の完走祝賀会に参加。ここでも多くの仲間が準備をしていただき、完走を祝っていただいた。8時過ぎにゴール地点に戻り、囲炉裏の最終ゴール者を迎えにいく。20:45分に3名が笑顔で無事ゴールイン。拍手で迎える。

 自分自身の完走もだが、囲炉裏縦走隊37名全員がリタイヤすることなくゴールできたことが一番。各個人の力量+囲炉裏サポート隊の温かい応援・励ましがあってこその全員完走だと思う。囲炉裏に入って良かったとあらためて実感した一日であった。

 囲炉裏縦走隊のみなさんお疲れ様でした。そしてサポートをしていただいた皆さん本当にありがとうございました。

2009 KOBE 六甲全山縦走大会 縦走タイム

到着時間
出発時間
通過時間
須磨浦公園
-
5:08
妙法寺
-
7:10
鵯越
-
8:20
菊水山CP
9:18
9:23
鍋蓋山
-
10:06
大龍寺
10:30
10:40
市が原
-
10:50
掬星台CP
12:15
12:30
記念碑台
-
13:40
凌雲台
-
14:02
一軒茶屋
14:37
14:40
東六甲分岐CP
-
14:46
大平山
-
15:40
塩尾寺
-
16:29
宝塚ゴール
16:49
-

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登頂日
2009年11月1日(日)
天 候
晴れ→雨
同行者
囲炉裏村メンバー4名+2名

大又林道駐車場⇒明神平⇒ヒキウス平⇒明神平⇒大又林道駐車場








 ラスカルさん主催の明神平山行(前夜テント泊)が翌日に迫った金曜日の夜、パソコンの前に座りネットサーフィンをしているうちに日付が変わってしまった。そろそろ寝なければと思っているところへようこちゃんからメールが入る。カントクさんが体調を崩しりっこさん共々参加できないとのこと。残念だが身体が大事なのでいたしかたない。

 翌朝出発の準備をしていると明神行きは中止で金剛山(日帰り)に変更とラスカルさんからメール。すかさずpapaさんから電話があり、papaさんは予定通り明神に行くというので小生も明神に行くことにする。papaさんが参加予定メンバーに連絡を取ったところ、papaさん、YASSAN、ようこちゃん、小生の4人で明神に行くことになった。

 ようこちゃんと小生はJR尼崎駅でpapaさんの車ににピックアップしてもらい、YASSANNとの待ち合わせ場所である香芝サービスエリアに向かう。途中でラスカルさんからやはり明神に行くとメールが入る。朝からドタバタしたが結局もともとの予定通りとなる。

 待ち合わせ時間より少し早めに香芝サービスエリアに到着。ラスカルさんとTさん・Oさんと合流、その後すぐにYASSANも合流。ここで今回の登山ルートに関して打ち合わせを行う。明神平への登山道である大又林道は、先月の台風18号で道が崩壊しており通行が困難とのこと。WEBで情報を収集すると通れないことはないようだが無理は禁物。危険度が高いようであれば別ルートを取ることにした。まずは大又林道に向かい、到着次第崩落現場を見に行ってから決めることにする。

 駐車場到着後崩壊地点の偵察に出かける。登山口から20分ほど進んだところが崩落地点。土砂崩れで道が埋まっているのかと思っていたのだがそうではなく、林道そのものが流されてしまった状態。林道の真ん中部分がえぐり取られた状態が100mほど続いている。山側・谷側の50cmほど残った所を歩く。注意して歩けば問題ないだろうということになった。

 駐車場まで戻りテント設営、夕食の準備に取り掛かる。本日の夕食メニューは「もつ鍋。意外だったのがもつ鍋が始めてという方が数人いたこと。関西では馴染みが薄いのだろうか・・・とはいう小生もサイヤ人じゃなくて関西人だが、かなり昔から食べていたような気がする。みんなでワイワイと鍋をつつき、酒を飲みながら楽しいひと時を過ごした。

 翌朝5時半に起床。朝食・テント撤収・山行準備とあわただしく行い出発。問題の林道崩壊地点は全員無事に通過。コンクリートの急登を過ぎ山道に入る。谷沿いの道も崩れている箇所が多く、前回来たときと様相が変わっているところがかなりある。谷沿いから離れると道はさほど荒れていない。台風18号の降雨による濁流のすさまじさを感じさせる一面である。

 残念ながら紅葉の時期は終わりを告げようとしていた。中腹で若干の紅葉が楽しめたが、明神平までくるとほとんどの樹が冬枯れ状態である。もう1週間早ければ良かったのだろう。紅葉は六甲全縦が終わってから地元の低山での楽しみに取っておくことにしよう。

 ヒキウス平で台高の山々を眺めながら昼食タイム。青空の下での食事は美味しいなどと思っていたら、空に雲が広がりだした。天気予報は午後から雨。雨が降るまでに下山できるかなと思っていたのだが、ヒキウス平を出発し明神岳あたりでポツポツと雨粒が落ちてきた。カッパの上着とザックカバーを着け歩き出したのだが、だんだんと雨脚が強くなってきた。明神平の東屋でカッパのズボンも穿くことにした。

 林道まで下り林道崩落地点手前でしばし休憩。崩落状態に雨で危険度が高くなっているので行きよりも慎重に進み全員無事通過。午後3時少し前に無事下山した。下山後やはた温泉で汗を流し、香芝サービスエリアでどうとんぼり神座(かむくら)のラーメンでお腹を満たし解散となった。

 最後に今回初めてご一緒させていただいたTかあさん&Oさんありがとうございました。とても楽しく過ごさせていただきました。またご一緒しましょう!

 朝はなかったのですが下山時には通行できないようにフェンスが設置されてました。(写真参照) 駐車場で大きな土嚢を積み上げてましたので復旧工事が始まると思われます。明神平に登られる方は通行できない可能性が高いので別ルートで登られることをお勧めします。

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