1泊で神鍋にスノーシューを楽しみに行ってきた。初日にJR新三田駅でRさんの車にピックアップしていただき、別働隊との合流場所であるイオン和田山店に向かう。途中、道の駅但馬のまほろばで岩津ねぎなど新鮮な野菜を仕入れる。
イオン和田山で、夕食の食材&アルコール類を買い込み神鍋方面へ車を走らせる。円山川沿いの郷土料理のお店「かぐや姫」で少し早目の昼食。茅葺き屋根の旧民家って感じの趣があるお店である。店内に入ると店の真中に囲炉裏があり、薪が燃やされている。
看板にもあがっている「よもぎうどん」なるものを食してみることにする。かやくご飯とのセットを注文。はこばれてきた「よもぎうどん」は、その名の通り、よもぎを練りこんである。緑色(よもぎ色)の麺は、口の中に入れると「よもぎ」の風味が口の中一杯に広がり、コシもあり、うまい。あっさりしたダシともベストマッチしている。竹の器にもられた、かやくご飯(たけのこご飯)も、そこいらのやたら味の濃いかやくご飯と違い、あっさり薄味に炊かれていてる美味しい。これは家族を連れてまた来なければと思わせる味&雰囲気の店であった。
神鍋に到着するも、雨の為どこかに出かける気もしない。ということで、2時ごろからビールで乾杯。5時ごろから夕食のもつ鍋と海鮮鍋で再び乾杯。
Pちゃんが、27日に誕生日を迎えるRちゃんのためにケーキを焼いてきてくれたのだが、肝心のRちゃんは、家庭事情で残念ながらのドタキャン。主役不在ではあるが、ローソクに火を灯し、ハッピーバースデーを唄う。この様子を動画に収め、Rちゃんに送る。主役不在のケーキは、脇役で美味しくいただいた。
翌朝、道の駅神鍋高原まで車で移動し神鍋山へ。スキー場リフト乗り場の横でスノーシューを装着。踏み跡のない新雪を踏みしめながら登って行く。さほど傾斜もきつくなく、気ままなスノーシューハイクって感じだ。
中腹まで遊歩道に沿った道を登っていったが、そこから山上までは、樹林帯の中を一気に直登だ。当然、道などないので、誰も踏んでない場所を好き勝手に登っていく。傾斜はそれなりにあるが、スノーシューがしっかりときき、特に苦労することなく登れる。稜線と思わしき場所まで登りつめると、そこは神鍋山火口のお鉢部分であった。神鍋山は近畿地方では最も新しい火山で約2万年前までは噴火を繰り返してそうだ。
登ってすぐのところの東屋にザックをデポし、空身でお鉢巡りに出発。ゆっくりと火口を一週。ふわふわの新雪でのスノーシューハイクを満喫。東屋に戻り昼食。昼食は同行の女性陣が握ってくれたおにぎりとゆで卵。
昼食後は、ピストンで下山。これまた人の踏んでないところをザクっザクっと踏みしめての下山である。気持ちいいことこの上ないスノーシューハイクであった。
道の駅に併設されている温泉で汗を流し帰路に着いた。 |