山仲間から兵庫100山の高御位山(たかみくらやま)のお誘いを受けていたが、午前中に所用があり参加できず。その用事も10時過ぎには終わったので、バイクの部品交換で神戸市北区にあるバイクショップに行くことにした。その帰りに以前から気になっていた神戸市北区にある大蔵山に登ってきた。我が家からさほど遠くないのだが、登るのに要する時間が短すぎるので、なかなか機会に恵まれなかった。
アプローチは、大蔵山の麓にある六甲八多霊園。ここから林道を登っていくと左手にビクニ池がある。池の畔に説明版があり『昔 大蔵山奥蔵寺に八百比丘尼(やおびくに)という尼さんが長らく住んでおり 日々 写経や読経に励んでいたが ある日 日頃大切にしていた玉手箱を抱え池に身を投じた。「我が命尽きるまで この池の水は渇れることなし」と言い残したと言われる。 現在もかれることなく青々とした水をたたえている神秘な池である。』
ビクニ池の先右手が登山口となる。枯れたガレ場の沢筋を登っていく。やがて沢筋から離れ踏み跡に沿って登っていくとあっという間に山頂に到着。八多霊園から山頂まで20分も掛かっていない。二等三角点(標高:452.8m/点名:附物)が置かれている山頂は雑木に覆われ展望はなし。三名何枚かの登頂プレートがぶら下がっているだけだ。写真を数枚撮って早々に下山。1時間もかからないお散歩登山であった。
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