【神社参拝】伊勢神宮
- 2023.09.22
- 寺社参拝
近鉄の企画きっぷ「2日間フリーチケット 3,000円」が発売されたので、8年ぶりに伊勢神宮にお参りしてきました。
「お伊勢さん」「大神宮さん」と親しく呼ばれる伊勢神宮は、正式には「神宮」といいます。神宮には、皇室の御祖先の神と仰ぎ、私たち国民の大御祖神として崇敬を集める天照大御神をお祀りする皇大神宮(内宮)と、衣食住を始め産業の守り神である豊受大御神をお祀りする豊受大神宮(外宮)を始め、14所の別宮、43所の摂社、24所の末社、42所の所管社があります。これら125の宮社全てをふくめて神宮といいます。
大阪難波駅から近鉄特急に乗り伊勢市駅へ。まずは豊受大神宮(外宮)からお参りです。
豊受大神宮(外宮)は、伊勢市の中心部、高倉山を背にして鎮まります豊受大神宮は、豊受大御神をお祀りしています。豊受大御神は内宮の天照大御神のお食事を司る御饌都神であり、衣食住、産業の守り神としても崇敬されています。鳥居をくぐり、玉砂利を踏みしめて緑につつまれた参道を歩くと清々しい気持ちに満ちあふれます。
外宮を後に豊受大神宮別宮の月夜見宮へ。
ご祭神は月夜見尊。天照大御神の弟神で内宮の別宮 月読宮のご祭神と同じです。月読宮は月読尊と荒御魂をそれぞれ別の社殿にお祀りしていますが、月夜見宮は、月夜見尊と月夜見尊荒御魂を一つの社殿に合わせてお祀りしています。外宮北御門から北へ伸びる「神路通り」の先にあり、樹齢数百年の楠を始め、たくさんの木々に囲まれた神域は、市街地と思えない静かで穏やかな佇まいです。
伊勢市駅に戻り五十鈴川駅まで電車移動。五十鈴川駅から徒歩で皇大神宮(内宮)へ向かう。途中に皇大神宮(内宮)別宮月読宮が鎮座しているので、先にお参りする。
ご祭神は月読尊。天照大御神の弟神で外宮の別宮 月夜見宮のご祭神と同じです。「月を読む」と記すとおり、月の満ち欠けを教え暦を司る神であることを意味します。右から月読荒御魂宮②、月読宮①、伊佐奈岐宮③、伊佐奈弥宮④の四別宮が並んで鎮座し、①から④の順にお参りされるのが一般的とのことです。
最後にお参りするのが、皇大神宮(内宮)です。
およそ2000年前、垂仁天皇の御代から五十鈴川のほとりに鎮まります皇大神宮は皇室の御祖先であり、我々国民から総氏神のように崇められる天照大御神をお祀りしています。
内宮の入口である宇治橋をわたり、玉砂利を敷き詰めた長い参道を進むとそこは神域。「心のふるさと」と称される日本の原風景が広がります。
お参りを済ませおかげ横丁へ。伊勢名物の「伊勢うどん」で腹ごしらえ。太くて柔らかい麺を、出汁と伊勢だまりを合わせた独特の色の濃いタレで食べる。江戸時代、伊勢神宮へ長旅をしてきた参拝者を気遣って、胃にやさしい柔らかいうどんにしたとのことです。
今回は生玉がトッピングされた月見伊勢うどんをいただきました。う~ん、美味!
そしてデザートは、これまた名物の「赤福」。本店の御座敷で五十鈴川を眺めながらいただく赤福餅は最高です。餡の甘さに疲れを癒されます。
お参りを済ませたので、この後は名古屋へ移動し、私が働く会社の中部支社のメンバーとの飲み会。名古屋に宿泊し、明朝帰阪しまた。
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