【南大阪の名城】岸和田城をのんびり散策!

◆ 岸和田といえば「だんじり」だけじゃない!

岸和田と聞くと「だんじり祭り」が有名ですが、実は歴史あるお城も見逃せません。岸和田城は戦国時代に築かれたとされ、江戸時代には岸和田藩の政庁として栄えました。

現在の天守は昭和29年(1954年)に再建されたものですが、白亜の外観が美しく、和風の庭園と調和してとても風情があります。

◆ 美しい庭園と、落ち着いた雰囲気が魅力

お城の内部は資料館になっていて、岸和田藩や城の歴史が展示されています。あまり混雑していないので、ゆったりと見学できるのもポイント。

そして、忘れてはいけないのが「八陣の庭」。作庭家・重森三玲による名庭園で、枯山水の石の配置が戦国時代の戦術「八陣法」に基づいているという、ちょっとマニアックで面白い庭です!

◆ フォトスポットもいっぱい!

天守の上からは岸和田の町並みが見渡せて、天気がよければ遠く大阪湾まで見えることも。お堀や石垣のある風景もフォトジェニックで、カメラ好きにもおすすめです。

春には桜、秋には紅葉と、季節ごとに表情を変えるお城なので、リピート訪問も楽しいかも♪

● 岸和田城とは?

大阪府岸和田市にある岸和田城は、戦国時代の武将・松浦肥前守が築いたと伝えられるお城で、江戸時代には岸和田藩の政庁として重要な役割を果たしてきました。歴代の城主には、信長や秀吉に仕えた有力武将や、徳川譜代の大名などが名を連ね、波乱に満ちた歴史を感じられる場所でもあります。

現在の天守は昭和29年(1954年)に再建されたものですが、白壁が美しい3層の天守は、岸和田のシンボルとして親しまれています。天守の最上階からは岸和田の町並みや大阪湾が一望でき、晴れた日にはとても気持ちのよい景色が広がります。

● 気軽に楽しめる城下町散策にもぴったり

南海本線「岸和田駅」から徒歩10分ほどの立地で、アクセスも抜群。駅からお城までの道中には昔ながらの商店街が続いていて、ちょっとした食べ歩きやレトロな町並みも楽しめます。

岸和田城は、桜や紅葉の名所としても知られていて、季節ごとに違った表情を見せてくれます。特に春の桜シーズンは絶好のフォトスポットになりますよ!

今回は短時間の滞在でしたが、岸和田城の静かで凛とした雰囲気に癒されました。派手さはないけれど、知る人ぞ知る名城という感じで、のんびり城めぐりを楽しみたい方にはぴったりです。南海沿線で気軽に行ける歴史旅、次はどのお城にしようかな〜♪