大阪お城フェス2025に行ってきました!

待ちに待った 「大阪お城フェス2025」 に行ってきました。
会場は開場直後から多くの人でにぎわい、全国各地から集まった城郭関連のブースや、貴重な展示、書籍やグッズ販売などで活気にあふれていました。お城ファン同士の交流も自然と生まれ、まさに“お城尽くし”の一日でした。

今回のフェスで私が一番楽しみにしていたのが、城郭考古学者 千田嘉博先生の特別セミナー「天守誕生」。会場に入るとすでに席はほとんど埋まっていて、千田先生の人気ぶりを改めて実感しました。

「天守誕生」のお話

千田先生の講演は、歴史の謎を解き明かす探偵小説のようにスリリングで、そしてわかりやすいものでした。

一般的に「最初の天主(天守)」といえば、織田信長が築いた 安土城天主 が思い浮かびます。しかし先生のお話によると、それよりも前に畿内の城では、すでに「天主」と呼ばれる特別な建物が登場していたというのです。

つまり安土城天主は“最初”ではなく、“特別な進化を遂げた天主”として位置づけられるべき存在だという視点。これは大変新鮮で、会場全体が驚きの空気に包まれていました。

¥1,078 (2025/08/16 19:12時点 | Amazon調べ)
\楽天ポイント4倍セール!/
楽天市場

さらに、安土城天主が持つ意義を掘り下げ、信長の権威を示すための象徴としての役割や、そこから 豊臣秀吉の大坂城天守 へと発展していく過程についても詳しく解説してくださいました。

特に印象的だったのは、鯱瓦(しゃちほこ瓦)の創造 に関するお話です。単なる装飾ではなく、権威と威光を表す象徴として登場し、それが後の城郭建築の大きな特徴となっていったという説明に深く納得しました。

「天守とは何か」という根源的な問いに対して、成立期の姿を丁寧にたどりながら、安土城の革新性とその後の天守の系譜を明快に整理してくださった講演は、まさに目からウロコの連続。会場からも熱心にメモを取る音が響いていました。

フェス全体の雰囲気

セミナーの余韻に浸りながら、会場のブースを巡ると、各地のお城にまつわる展示や御城印、書籍、模型などがずらり。普段はなかなか出会えない城仲間とも交流でき、知識を共有できる場となりました。

改めて思うのは、お城は単なる建物ではなく、そこに暮らした人々の知恵や思い、時代を映す文化そのものだということ。そして、それを熱心に語り、わかりやすく伝えてくださる千田先生の存在が、私たちお城ファンにとってどれほど貴重であるかを強く感じました。

今回の大阪お城フェス2025は、学びあり、出会いあり、感動ありの素晴らしい一日でした。
「天守誕生」というテーマを通して、お城の魅力をより深く知ることができ、ますます城巡りへの意欲が高まっています。