昨日に続き、ふるさと兵庫50山の一つである弥十郎ケ岳に登ってきた。特に「ふるさと兵庫50山」を意識して登っている訳ではない。交通費節約を考えバイク(125CCなので高速道路は走れない)で移動できる範囲で登ったことのない山で選択したら、偶然にも兵庫50山の山だったということである。
後川(しつかわ)の竹谷林道入口にバイクを停め出発。林道を15分ほど歩くと山頂への標識があり、林道から離れて山道へと入って行く。沢沿いの道をしばらく進むとトラロープの張られた丸太橋がある。トラロープに頼ることもなく橋を通過すると竹谷の滝があるが、水量が乏しくイマイチであった。
その先やや開けた樹林に出るが、ここから色々な方向に踏み跡が出きている。(植林か何かの工事が入っており、その影響かと思われる。)どの道を取るのが正解かわからないので地図を取り出し確認して進む。この先も踏み跡が不明瞭な箇所や緑の苔で覆われた倒木を何本も乗越えて進んでいく。竹谷林道口に案内板まで出しているハイキングコースとは思えないようなコースである。
篭坊温泉からの出合いを過ぎ、しばらく登ると山頂に到着。北方向に展望が広がるが足元は樹林が遮り見下ろせないのが残念である。山頂で休憩、持参のおにぎりを食べ、写真を撮って下山することに。
登ってきた道を引き返し「八上山」と彫られた石標と道標のある分岐で往路から分れ篭坊温泉方面に下山する。数度のアップダウンを繰り返し、農文塾と篭坊への分岐に辿り着く。この分岐を篭坊への谷筋を下る。篭坊への谷筋も落ち葉や倒木により踏み跡が不明瞭な箇所が数箇所あるが、先人のテープを目印に歩くと迷うことはない。
登山道も終わりに近づくとやや広い道となるが、ここも周りの杉植林の間伐材が何箇所も道を塞いだ状態である。途中、溝に丸太橋が架けてあるが、朽ち果てており渡るのは危険。誰も渡らないであろうその丸太橋の右横にしっかりと溝を渡る道が出来ていた。
やがて車道に出て下山完了。ここから車道をスタート地点の竹谷林道まで、のどかな田園風景を楽しみながら戻った。 |