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May 2, 2009アーカイブ

登頂日
2009年5月2日(土)
天 候
晴れ
同行者
単独行
地 図
地形図 1/25,000 柏原

丹波悠遊の森 第1駐車場⇒(43分)⇒高見城山⇒(49分)⇒鉄平石採石場跡⇒(8分)⇒石戸山⇒(78分)⇒丹波悠遊の森 第1駐車場








 香良の里を後にし柏原の丹波悠遊の森へと向かった。

 丹波悠遊の森の駐車場から丹波悠遊の森の中を高見城山へと向かう。キャンプ場を通り抜け、その先の炭焼釜の横から山道に入る。樹林帯の急な坂をしばらく登ると展望台との分岐にでる。高見城山まで950mの地点だ。展望台はパスし高見城山へと左に道を取る。

 ここからジグザグに付けられた山道を登って行く。途中遊歩道から分れ高見城山へと道を取る。しばらく登ると小さな祠が現れ、祠を過ぎると高見城山(485.2m)の山頂に飛び出す。駐車場から約45分である。

 高見城山の石標と木の簡易ベンチが設置されており、その前には四等三角点が埋まっている。山城跡だけに360度に拡がる展望は抜群。陽も高くなってきて、気温も上昇してきたので、バテ防止のため、少し長めに15分程休憩を取り出発。

 山頂から南に急降下すると、もとの遊歩道に合流。前方に見え隠れする石戸山であろう。ってことは、かなり下って登り返さなければならないのでは・・・。予期したとおりに山道はどんどんと下っていく。下りは楽ではあるが、この先の登り返しが、しんどいやろなーなどと考えているうちに鞍部に到達。

 当然のように登り返しのキツイ登りが始まった。キツイだけならまだしも、足元に堆積した落葉が滑り登り辛い。滑らないように気を付けながら登っていくと、落葉の道からガレ場へと変わってくる。通称「賽の河原」と呼ばれる鉄平石採石場跡である。「賽の河原」という名に相応しく(?)石が積み上げられている場所を通り過ぎ、しばらく登ると、石戸山(548.8m)に到着。

 石戸山山頂は、雑木に囲まれ展望は無い。保護石に囲まれた一等三角点の大きな標柱が埋まっているだけの殺風景な山頂である。石戸山から遊歩道をそのまま進んでいくと、石龕寺へ下りれるのだが、そちらに下りてしまうと丹波悠遊の森まで戻るのが大変なので、今回はピストンで丹波悠遊の森に戻った。

◆ 高見城
 高見城は嘉暦二年(1327)丹波国守護職にあった仁木頼章が築いたもので、本丸は高見山の山頂にある。
 室町時代の後期には赤井家清が城主となったが、天正七年(1579)織田信長の命を受けた明智光秀の兵火によって落城した。
(丹波悠遊の森内案内板より抜粋)
登頂日
2009年5月2日(土)
天 候
晴れ
同行者
単独行
地 図
地形図 1/25,000 黒井

香良区登山者用駐車場⇒(4分)⇒岩瀧寺⇒(5分)⇒独鈷の滝⇒(3分)⇒浅山不動尊⇒(39分)⇒美和峠⇒(11分)⇒鷹取山(氷上槍)⇒(30分)⇒小野寺山⇒(10分)⇒五台山⇒(12分)⇒小峠⇒(20分)⇒不二の瀧⇒(11分)⇒香良区登山者用駐車場








 朝5時にバイクで出発。R176を北上し鐘ケ坂トンネルを抜けると織田家の城下町であった柏原である。JR柏原駅前を通過。柏原駅の駅舎は、1990年に大阪鶴見緑地で開催された「国際花と緑の博覧会」でのドリームエキスプレス「山の駅」駅舎を移築したものである。

 柏原駅を過ぎ、しばらく走るとR175との分岐するが、そのままR176を進む。R175へ道を取ると、先日ヒカゲツツジを見に行った向山連山方面である。さらに進んだ「稲継」交差点でR176は左折となるが直進し県道7号線に入る。「独鈷の滝」の大きな標識に従って右折し香良の集落へと入って行く。香良病院を過ぎると左手に登山者用の駐車場がある。この先に岩瀧寺の駐車場があるが有料(200円)である。

 登山者用の駐車場にバイクを停め出発。まずは岩瀧寺で本日の山行の安全祈願を行い、裏手にある「四国八十八ヶ寺本尊佛」を見学。岩瀧寺渓谷沿いに進んで行くに従い、水音が高まってくると左手に落差15m程の「独鈷の滝」が現れる。独鈷の滝を眺めながら石段を登ると浅山不動明王を祀る岩窟(浅山不動尊)がある。

 浅山不動尊から先が登山道となる。登山道に入ってすぐの五台山と美和峠の分岐を右の美和峠へと道を取るといきなりの急登。杉の植林の中を登っていくと、目の前に「市島町」と記された道路プレートが見えてくる。「えっ、ここって山だよな? もしかしてこの上は車道?・・・なわけねーよなー」など考えながら登りきったところが美和峠であった。先程目にした「市島町」ともうひとつ「氷上町」のプレートも立っている。当然のことながら美和峠は車道ではない。山道でこのよう道路プレートに出会ったのはお初である。

 美和峠から鷹取山方面に「分水界の径」と呼ばれる尾根を左手に杉の植林、右手に自然林を見ながら進んでいく。しばらく緩やかな道が続くが、やがて急登となる。この急登を登りきると鷹取山(566.7m)に到着。しばらく眺望を楽しみながら休憩を取る。

 鷹取山からは激下りである。鞍部まで下ると今度は一気に登り返すと小野寺山(645m)である。ここの眺望も申し分がない。ここまでくると五台山は目前である。小野寺山を過ぎた先の登山道沿いに石楠花が綺麗に咲いていた。思わず足を止め写真撮影。岩瀧寺からの直登コースとの合流点を過ぎると、あと一登りで五台山の山頂である。

 山頂広場には芝生が敷き詰められており、立派な「五台山文殊菩薩」が鎮座。その横に二等三角点、数組のベンチと南側には丸太で作った簡易展望台まである。ベンチに腰を下ろし、早朝の爽やかな風が吹き抜けていくなか、コンビニで買ってきたパンで腹ごしらえ。腕時計に目をやるとac、まだ8時を過ぎたばかりである。

 岩瀧寺へ直接下るルートで下山。途中の不二の滝で写真を撮ったりしながらの下山であったが、下山に要した時間は45分ほど。まだ9時過ぎ。せっかくここまで来て、このまま帰るのも、もったいないので、同じ丹波市の一等三角点の石戸山に登ることにした。

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