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March 21, 2010アーカイブ

登頂日
2010年3月21日(日)
天 候
晴れ
同行者
囲炉裏村メンバー11名+2名

住山⇒ワン谷林道⇒白髪岳⇒松尾山⇒高仙寺山本堂跡⇒住山








 ダッチオーブン料理は美味しいのだが、ダッチオーブンのメンテナンスが面倒。だからこういう機会にしか登場しなダッチオーブン君なのであった。そんなことは置いといて、朝食&片づけを終え山に行くことにする。

 今日登るのは、ふるさと兵庫50山のひとつ白髪岳。住山地区から白髪岳・松尾山と縦走して出発地点に戻ってくるというコース。

 住山地区の二叉路を左に行くと白髪岳、右が松尾山。この二叉路を起点に右回り左回りお好きなコースでどうぞってことになっている。二叉路の手前にある案内板で本日のルートを再確認して出発。ちなみに前回来た時には、こんな立派な案内板はなかった。分岐のところにも立派な標識が立っている。

 最初は緩やかな林道をダラダラと進む。やがて東屋が見えてくる。ここから山道に入るのだが稜線に出るまでは急登が続く。稜線に出ると眺望も開ける。ここまでの登りの疲れが吹っ飛んでしまう・・・などと書いている本などがあるが、しんどいもんはしんどいんじゃい!稜線に出て道が緩やかになるから、しんどさが軽減して疲れが吹っ飛んだ気になっとるんとちゃいますかなどと愚痴ってても仕方が無いので先に進もう。

 稜線に出てから山頂の手前まではルンルン気分のお散歩である。山頂に近づくと岩場となる。鎖場などもあり楽しませてくれる。この楽しい岩場を過ぎると山頂は間近。

 白髪岳からの眺めは最高!のはずであるが遠く中国から偏西風に乗ってやってきた黄色い砂の影響で霞んでいて残念。山頂の標識も新しいのが建てられていた。住山自治会が昨年10月に新設したようだ。地元の山への登山に理解を示してくれる自治会に感謝である。

 白髪岳山頂で昼食を取ったあと松尾山へ向かう。白髪岳山頂からいきなりの激下りである。昨日の雨の影響でぬかるんでいるので滑らないように注意しながら下る。急勾配を下りきると松尾山山頂の手前までは緩やかな道が続く。「松尾山山頂→」の標識からひと踏ん張りの急登で松尾山(高仙寺山)の高仙寺城(酒井城・松尾城)の本丸跡だった山頂に到着する。

 高仙寺城は、矢代酒井党の惣領主水介氏治が築いたと伝えられている。氏治は南矢代城を本拠としていたが、明智光秀の丹波攻めが始まると、さらに酒井党が割拠する諸城の要城として、標高もあり峻険な松尾山上に新たに城を築いたということだ。丹波の山には織田信長の命を受けた明智光秀の丹波攻めが絡んだ山城跡が多く残る。それだけ壮絶きわまる戦乱だったのだろう。

 松尾山からの下りにも千年杉、高仙寺の僧侶の墓である卵塔群、愛宕堂(朽ち果てかけているのが残念)や高仙寺本堂跡、阿弥陀堂跡等歴史を感じながら下山することができる。

 下山道も終わりに近づいてくると土砂崩れや倒木でかなり道が荒れていた。新しい標識類の整備もありがたいが荒れた登山道は危険である。こちらの方も何とかしてもらいたいものだが自治会レベルでは無理だろう。篠山市や兵庫県で整備にあたって欲しいものだ。

 山道が終わり林道に出ると今日の山行もゴール間近。ゆっくりと林道を下り駐車地点へと戻った。今回も同行の仲間たちと楽しい山歩きを楽しませてもらった。皆さんありがとうございました。また第3回のダッチオーブンパーティーでお会いしましょう!って、その前に他の山で会うだろうけど・・・。既に数名とは、このブログ記事を書く前に囲炉裏の月例会で会いましたが (^o^;)
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