広島城・岩国城・福岡城を一日で攻城
一日で広島城・岩国城・福岡城と攻めてきた。普通に考えると無理があるのだが、この三城のうち広島城・岩国城は過去に攻めたことがるのだ。特に広島城は転勤で4年間過ごした土地の城なので何回も訪れてたりするので、この二城は駆け足で回る。また「城」以外の観光地には目もくれずの行軍だ。
こんな無謀な戦略をとったのは「JR西日本」という巨大な組織が原因である。その原因となったのが、JR西日本が、山陽新幹線の全線開通50周年記念商品として、「WESTERポイント山陽新幹線フリーパス」を発売。「J-WESTカード」会員限定商品で、「WESTERポイント」での全額支払いで購入可能。山陽新幹線全線の普通車自由席、東海道・山陽本線東淀川~下関間、大阪環状線などの普通列車(快速・新快速含む)の普通車自由席が、1日乗り放題。新幹線では、グリーン車・普通車指定席も6回まで利用可で、発売額(必要ポイント数)は、大人5,000ポイント(5,000円)という何とも魅力的なきっぷを発売したからだ。
新大阪駅→広島→新岩国→博多→新大阪と新幹線を利用して回ってきたのだ。三城とも日本100名城に選定されているので、それぞれのお城の説明は割愛する。
まずは新大阪から広島へ。このチケットの残念な点は九州新幹線「みずほ」「さくら」が利用不可ということ。なぜか早朝新大阪発の「のぞみ」がないのだ。何年ぶりに利用するのかも覚えていない「ひかり」で広島入り。広島駅から広島城まで徒歩で移動。急いでいるので何故徒歩かというと広島着の時間が早く、急いで行っても天守閣が午前9:00にならないと開かないからである。
ここで注意が必要なのが、広島駅から新岩国へは「こだま」利用になるのだが、「こだま」が1時間に1本しかないことだ。先に広島城内に入り開城と同時に天守閣に攻めあがる作戦である。広島城からはバスで広島駅は戻り無事予定通りの「こだま」に乗車。
新岩国から錦帯橋までバス。錦帯橋、ロープウェイ、岩国城の共通券を購入し錦帯橋を渡りロープウェイ乗り場へと急ぐ、ロープウェイ乗り場につくと発車間際だったので、待ち時間なしで乗れたのはラッキー。岩国城をゆっくりとはいかず、足早に攻めロープウェー発車時間に余裕を持って戻ったのだが、これまた臨時便のおかげか、すぐに乗車して発車。錦帯橋から岩国駅へのバス発車時間まで少し余裕ができきたので、今まで行ったことがなかった佐々木小次郎像を見に行く。なぜ岩国に佐々木小次郎像だろうとググってみたら、吉川英治の小説「宮本武蔵」で佐々木小次郎の出身が岩国になってるからみたいだ。(生誕地の詳細は不明らしい。)
まだ少し時間があったので、錦帯橋を渡る手前にあった「佐々木屋小次郎商店」で岩国名物「れんこんコロッケ(れんコロ)をいただいた。揚げたてのコロッケ最高でした。
てなことをしているうちにバスの時間が迫ってきたので、錦帯橋を渡りバス停へ。新岩国駅に戻り「こだま」で博多へと向かったのである。
博多から地下鉄を使って福岡城へ。下之橋御門から入城。城内をぐるっと巡り鴻臚館跡展示場に立ち寄り上之橋御門跡にて福岡城を後にする。福岡城ははじめてだったので御城印をゲット。
博多駅まで戻り「のぞみ」のグリーン車に乗って帰阪したのであった。あ~現代ってすごいな~。一日でこれだけ回れるんだから。戦国の世に戦はなく巡るだけで何日要しただろうか・・・なんてことを考えてしまった。
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