香良の里を後にし柏原の丹波悠遊の森へと向かった。
丹波悠遊の森の駐車場から丹波悠遊の森の中を高見城山へと向かう。キャンプ場を通り抜け、その先の炭焼釜の横から山道に入る。樹林帯の急な坂をしばらく登ると展望台との分岐にでる。高見城山まで950mの地点だ。展望台はパスし高見城山へと左に道を取る。
ここからジグザグに付けられた山道を登って行く。途中遊歩道から分れ高見城山へと道を取る。しばらく登ると小さな祠が現れ、祠を過ぎると高見城山(485.2m)の山頂に飛び出す。駐車場から約45分である。
高見城山の石標と木の簡易ベンチが設置されており、その前には四等三角点が埋まっている。山城跡だけに360度に拡がる展望は抜群。陽も高くなってきて、気温も上昇してきたので、バテ防止のため、少し長めに15分程休憩を取り出発。
山頂から南に急降下すると、もとの遊歩道に合流。前方に見え隠れする石戸山であろう。ってことは、かなり下って登り返さなければならないのでは・・・。予期したとおりに山道はどんどんと下っていく。下りは楽ではあるが、この先の登り返しが、しんどいやろなーなどと考えているうちに鞍部に到達。
当然のように登り返しのキツイ登りが始まった。キツイだけならまだしも、足元に堆積した落葉が滑り登り辛い。滑らないように気を付けながら登っていくと、落葉の道からガレ場へと変わってくる。通称「賽の河原」と呼ばれる鉄平石採石場跡である。「賽の河原」という名に相応しく(?)石が積み上げられている場所を通り過ぎ、しばらく登ると、石戸山(548.8m)に到着。
石戸山山頂は、雑木に囲まれ展望は無い。保護石に囲まれた一等三角点の大きな標柱が埋まっているだけの殺風景な山頂である。石戸山から遊歩道をそのまま進んでいくと、石龕寺へ下りれるのだが、そちらに下りてしまうと丹波悠遊の森まで戻るのが大変なので、今回はピストンで丹波悠遊の森に戻った。
◆ 高見城 |
高見城は嘉暦二年(1327)丹波国守護職にあった仁木頼章が築いたもので、本丸は高見山の山頂にある。
室町時代の後期には赤井家清が城主となったが、天正七年(1579)織田信長の命を受けた明智光秀の兵火によって落城した。 |
(丹波悠遊の森内案内板より抜粋) |