KOBE2012六甲全山縦走大会の当日がやってきた。朝目覚めたのが午前5時過ぎ。囲炉裏の仲間たちは、既に須磨浦公園をスタートしている時間だ。降水確率の高い天気予報だったが、まだ雨は降り出していない。
今年は大会には参加しないが、ボランティアの徒歩班として昨年同様、菊水山から摩耶山掬星台まで歩く。菊水山を10:55出発するので、それまでに菊水山のチェックポイントに行けばよいのだが、そんな時間に行くと囲炉裏のメンバーの大半が通過していると思われるので早めに行くことにする。
地元の駅から神戸電鉄で鈴蘭台へ、そこから菊水山へ登る。電車に乗ってしばらくすると雨がポツポツ落ちてきた。ついに降りだしたのだ。鈴蘭台に着き、駅から出ると雨はそれなりに降っている。ザックカバーを付け傘を片手に菊水山に登る。
菊水山着が9時少し前。早いメンバーは既に通過している時間であったが、完走目指して頑張っている10人程の仲間を出迎えることができた。
10:55ボランティア業務開始。菊水山の下りはそれなりに進むが、鍋蓋山の登りに入ると渋滞発生。鍋蓋山を過ぎると道幅が広がり、傾斜も緩やかなアップダウンに変るので渋滞は緩和される。
大龍寺の赤門では、囲炉裏メンバーによるサポートが行われている。大会参加者でない私にも飲み物や温かいイカ団子汁などを振舞ってくれた。毎回思うことだが、暖かいサポートは大会参加者にとっては最高の励ましである。私のボランティア業務が掬星台までということと業務終了後、宝塚湯元台に移動し参加者のゴールを出迎えることを知っていた、サポート隊のRさんが掬星台から車に同乗させてくれると行ってくれた。バス・電車を乗り継いで行く予定だったのでありがたい話である。
大龍寺を出て、市が原を過ぎ摩耶山への登りに入る。稲妻坂に差し掛かると渋滞。学校林道分岐を過ぎると少し緩和されるも、天狗坂に入ると登りきるまで渋滞が続いた。登りのきつい所では停滞気味になることも。過去2年同じコースの徒歩班業務を行った時は、時間調整をしながらの掬星台入りだったが、今回は渋滞が激しかったので、時間調整をすることもなく、ほぼタイムスケジュール通りの時間に掬星台に到着しボランティア業務を終了。
掬星台でもサポート隊が待ち受けてくれている。雨と汗でびしょびしょになった服を着替え、暖かい飲み物をいただいて、ほっと一息。ここからRさんの車に同乗させていただき宝塚へ向かう。
途中、一軒茶屋前でTちゃんがサポートをしてくれている。車から降りて参加者の通過を少し見守るが、傘をさしていても役に立たないほどのすごい雨と風だ。この悪条件の中、一人で仲間のサポートをしてくれているTちゃんに感服。
宝塚で数名のゴールを出迎えてから一足早く打ち上げ会場へ。ぞくぞくと完走した仲間が会場にやってくる。みんなの労をねぎらいつつ楽しい一時を過ごしてからの帰宅となった。
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