西国三十三所|京都の七か寺を巡拝

今日は京都の西国観音霊場を巡拝します。

第十五番札所 今熊野観音寺

まず最初に向かったのが第十五番今熊野観音寺。今熊野観音へはJR京都駅で奈良線に乗り換え東福寺駅で下車です。京都駅のコンコースがいつになく混みあっている。ホームに辿り着くと既に入線している電車に乗り込みます。徐々に乗客が増え発車時には超満員。どうやら沿線の高校受験と重なったようで様々な学生服を着た受験生が大半を占めてます。

下車駅の東福寺に着くとなんと学生たちも一斉に下車。改札へはホーム前方の階段を上がるのですが、当然のことながら狭いホームは大混雑。中ほどに乗車していたので改札を抜けるのに10分以上かかりました。

今熊野観音は東福寺駅から歩いて約15分、皇室の菩提所である泉涌寺の山内にあります。泉涌寺総門をくぐり泉涌寺道をしばらく進んだ左手に今熊野観音はあります。

子まもり大師

御本尊は大師が熊野権現より授かった一寸八分の観音像を体内仏として自ら彫刻された十一面観世音菩薩。

後白河上皇は、当山を深く信仰されて新那智山と号し、今熊野観音寺と称されたそうです。

来た道を東大路通りまで戻り、東大路通を北上。東山五条から五条坂を上り十六番清水寺へ。

第十六番札所 清水寺

清水寺は皆さんもよくご存じの京都の一大観光地です。「清水の舞台」「音羽の滝」や年末に発表される「今年の漢字」で有名ですね。

音羽山清水寺の開創は778年。現代から遡ること約1200年前です。大きな慈悲を象徴する観音さまの霊場として、古くから庶民に開かれ幅広い層から親しまれてきました。古い史書や文学のなかには、多くの人々が清水寺参詣を楽しむ様子が描かれています。

音羽の滝

京都の東、音羽山の中腹に広がる13万平方メートルの境内には、国宝と重要文化財を含む30以上の伽藍や碑が建ち並びます。創建以来、10度を超える大火災にあいそのたびに堂塔を焼失しましたが、篤い信仰によって何度も再建されました。現在の伽藍はそのほとんどが1633年に再建されたものです。1994年にはユネスコ世界文化遺産「古都京都の文化財」のひとつとして登録されました。(清水寺公式HPより引用)

平成の大改修中の本堂と舞台

清水寺では平成20年から「平成の大改修」が約10年の予定で行われており、現在は清水の舞台を含む本堂の改修工事が行われているため、残念ながら舞台と本堂の全貌を見ることができません。

十七番札所 六波羅蜜寺

六波羅蜜寺 (ろくはらみつじ)は、京都府京都市東山区にある真言宗智山派の寺院です。山号は補陀洛山。本尊は十一面観音。開基(創建)は空也上人。

誰もが社会や歴史の教科書などで一度は目にしたことがある空也上人立像がここ六波羅蜜寺の宝物館に安置されてます。

空也上人立像

空也上人立像の他にも平安・鎌倉期の木像彫刻を代表とする名宝(国宝・重文)が数多く安置されています。

第十八番札所 頂法寺(六角堂)

頂法寺は京都の街中に佇むお寺。聖徳太子創建の寺であり、いけばな池坊発祥の地でもあります。本堂が平面六角形であることから、一般には「六角堂」の通称で知られています。

六角堂の境内には「へそ石」と呼ばれる石があります。京都のほぼ中央にあたることから、いつしか「へそ石」と呼ばれるようになったそうです。

第十九番札所 行願寺(革堂)

五つ目のお寺は、第十九番行願寺革堂です。西国三十三所唯一の尼寺です。地元で「革堂こうどうさん」と親しまれています。

お寺の呼び名である「革堂(こうどう)」の由来は、このお寺を開いた行円上人がまだ俗人だった頃にさかのぼります。行円上人がある日、狩りで鹿を射止めたのですが、その鹿が死ぬ間際に子供を産み落としていました。それを見て殺生したことを後悔した上人は仏心を起こし、出家します。そしてこのお寺を建立。いつも殺生した鹿の皮をまとって「皮聖かわひじり」と呼ばれていたことから「革堂」と呼ばれるようになりました。
今では地元の人に「革堂さん」と呼ばれ親しまれています。

最初にお参りした今熊野観音寺から行願寺革堂までは徒歩で巡拝してきました。次の醍醐寺までは地下鉄移動です。

第十一番札所 醍醐寺(上醍醐准胝堂)

京都地下鉄醍醐駅で下車して醍醐寺へ。第十一番の札所は上醍醐准胝堂であるが、平成20年8月の落雷による火災により准胝堂が焼失したため、現在は下醍醐・伽藍内の観音堂に准胝観音を安置されているので、観音堂に参拝をして御朱印をいただきます。

上醍醐准胝堂は焼失しましたが、上醍醐には、薬師堂(国宝)、開山堂(重文)、如意輪堂(重文)、清瀧宮(せいりゅうぐう)拝殿(国宝)など、国宝、重要文化財に指定されている数々の堂宇が点在しています。下醍醐から約1時間山道を登ると上醍醐です。

第十番札所 三室戸寺

醍醐駅から京都地下鉄、京阪電車と乗り換え第十番三室戸寺へ。三室戸寺は、本山修験宗の別格本山です。五千坪の大庭園は枯山水・池泉・広庭からなり、五月のツツジ・六月のあじさい・七月のハス・秋の紅葉など四季を通じて美しい花模様を楽しんでいただけます。特にあじさいは一万株が咲き誇り「あしさい寺」とも呼ばれるほどです。

三室戸寺本堂前に狛牛と対面して兎が安置されています。狛犬ならぬ狛兎です。この狛兎は、大きな玉を抱いており、その玉の中に卵型の石があります。玉に開いた穴から手を入れ卵型の石を立てれば願いが通じると云われています。

また本堂へ続く石段を登ったところに狛蛇が鎮座してます。体は蛇(巳)で頭は翁という財運(金運)の蛇神です。宇賀神を撫でると、財運(金運)・良運がつくといわれています。

本日の巡拝は三室戸寺で終了。醍醐寺・三室戸寺も最寄駅からそれなりに歩きます。ふと歩数計を見ると三万歩を越えてました。