いよいよ六甲全山縦走大会が2週間後に迫ってきた。そんな中、囲炉裏村の第4回練習会(最後の練習会)に参加してきた。台風接近の可能性有りということで中止延期かとも思われたが、幸いにも台風はそれてくれたので決行となったのだが、天気予報は夕方から雨。
朝8時半に神戸電鉄鵯越駅前に山仲間30数名が集合。ここから六甲全山縦走路を宝塚までが今日のコースである。最後の練習会の今回は大平山から先ヘッドライトを点けての歩行となる。
鵯越をスタートし菊水山へ。特に体調が悪いわけではないのだが、何故か今日は気分が乗らない。大嫌いな菊水山の急登もタダタダ惰性で仕方無しに登ってる感じである。
鍋蓋山を過ぎると早くも雨が降りだしてきた。樹林の中では、さほど雨の影響をうけることもなく歩ける。なんとかカッパを着ることなく掬星台まで辿り着いた。掬星台の東屋は多くのハイカーで賑わっており座る場所がない。仕方ないので地べたにシートを敷いて昼食タイム。
掬星台に着いた頃から雨は強くなり本降りとなった。冷えて風邪などひいてもまずいので、一応ここで解散となる。どうしようかなと思ったのだが、最後の練習会きちんと最後まで歩いておきたかったので宝塚まで行くことにした。
下山組と別れ宝塚を目指す。摩耶山からは舗装道歩きが多くなる。アップダウンもさほどキツクなく楽に感じるが、舗装道はけっこう足に響くのだ。
東六甲分岐から再び山道へ。船坂峠までは急な下りが何箇所かある。雨に濡れた道は滑りやすくなっているので慎重に歩を進める。船坂峠を越えたあたりでヘッドライト点灯。大平山に到着した頃には、陽もどっぷりと暮れてしまっていた。
大平山で全員が揃うのを待ち、ここから先は隊列を組んで塩尾寺まで下る。しかしなかなか最終グループが到着しない。汗と雨で濡れた身体がどんどん冷えてきて寒い。みんなも同じようで、少しでも身体を暖めようと関電巡視路の舗装道をグルグル歩き回っている。まるで競馬のパドックのようだ。
やっと全員揃い出発。先頭のKさんの後ろに遅れがちになる二人を配置。その後ろに小生が入り二人の歩きをチェック。Kさんから遅れるようであれば、ペースを落とすように声を掛けながら歩く。危なっかし歩き方ではあったが何とか塩尾寺に無事到着。ゴールの宝塚に着いたのは午後8時前であった。
雨で身体が冷えた状態で歩いたり、自分のペースよりかなり遅いペースで歩いたことが原因だと思われるが、今までに経験がないほど翌日以降に足の疲れが残った。
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