鎌倉山行者道ハイキングコースは、加西市の北部、八千代町と西脇市に接し、普光寺を中心に、鎌倉山(452.7mm)とその周辺の山稜の行者道をまわるコース。
この行者道は、普光寺周辺の標高300?460mの山々の尾根筋をまわるコースで、明治35年に蓬莱山普光寺・明星院住職の蓬莱実隆氏の尽力により開かれ、当時の播磨における修験道の中心地だったそうだ。道中や山頂に役行者石像や大日如来・孔雀明王など多くの石仏がまつられています。
今日のコースは、一番短いSコース。古刹普光寺のハイカー専用駐車場が起点。駐車場脇の無人ハイキング案内所と称する掘っ立て小屋があり。そこにガイドマップが置かれている。駐車場から普光寺本堂へ向かい、途中で右に折れ、林道から山道へと入っていく。
行者道に出合うまで急な登りが続く。行者道に入るとアップダウンを繰り返し、道中に祀られている石仏に導かれながら、大天井(鉢尾峰)・小天井から柳峠を経て鎌倉山へ。大天井(鉢尾峰)・小天井には巻き道があり「近道」と標識が出ている。ピークを巻いて通る道を「近道」とするのはいかがなものだろうか。ハイキング気分で山慣れしてない人の中には大天井・小天井への近道と勘違いする人もいるのではないだろうか。ちなみに大天井が今回のコースの最高標高地点(460.5m)である。続いて小天井、本来の登頂目的である鎌倉山が主だったピーク中で一番低いのだ。
山頂は風が吹きさらしで寒いので、バンダナショットを撮って少し下った西の覗き(磨崖仏が見れる)で昼食。
昼食後は、鎌倉寺を経てのコースで下山。あっという間に下界に到達。Pまで車道をてくてく歩いて戻った。距離的にはちょっと物足りない感じであったが楽しい山行くであった。
ご一緒いただいたRちゃん・Yちゃんありがとうございました。
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