六甲全山縦走大会の季節が近づいてきた。今年は11月14日と11月23日に開催開催。各日2000人の募集であるが、年々人気が高まり、申込資料が入手困難となっているなか、囲炉裏村の仲間のおかげで、今年も申込資料を手にすることができた。
今日は、囲炉裏村の第1回練習会。例年通り、午前8時半に須磨浦公園駅に集合し鵯越までを歩く。今年は囲炉裏村での参加人数も多い関係もあり、第1回練習会に集まったメンバーは32名。大所帯での練習会となった。
六甲全山縦走大会のスタート地点でバンダナショットを撮影。鉢伏山への上り階段へ入っていく。出発からいきなりの登りとなるので、身体がなれるまでは少しキツイ。鉢伏山のロープウェイのりばの先から鉢伏山を巻く平坦地に入る。ここで一息つける。平坦地をしばらく進み旗振山への登りである。
旗振山から展望を楽しみ、鉄拐山から高倉台へ下る。ここを通るとおらが茶屋の独特カレーが食べたくなる。練習会の今日は食べることができないが、また近々食べにきたいーなどと考えながら歩いていると高倉団地に入る橋の手前に「おらが茶屋休業中」の張り紙があるではないか。おらが茶屋の厚化粧おばあちゃん身体でも壊したのかなと思ってたら、なんと賊が侵入して店内を荒らされたそうである。
高倉団地から栂尾の400段階団が待ち受けているのだが、今回はその階段を登らず、昔の縦走路である「加藤文太郎尾根」を登る。現在では殆ど知られておらず、登る人も少ないせいか、道はやや荒れ気味の胸突き八丁の登りである。もちろん大会本番は400段階段を歩く。
栂尾山から横尾山、須磨アルプス、東山を経て横尾団地に下る。ここからしばらく市街地コースとなる。妙法寺から独立峰である高取山へ。標高300m程だが、意外ときつい山である。三角点のある荒熊神社と高取神社を巻き月見茶屋前の公園へ。高取山山上に並んでいる荒熊神社と高取神社。同じ神社でもこの二社、登山者に対する考え方は正反対。三角点を有する荒熊神社は登山者大歓迎。縦走路から神社に登る石段には、三角点すぐという看板を取り付けて神社内へ誘導しようとしている。それに反して高取山山頂に位置する高取神社は、ハイキング者は迂回しろ!や登山靴で参詣するな!ってな看板が出ている。
月見茶屋前の公園で昼食。昼食後は丸山の市街地へ下り街中の舗装道歩きである。この街中歩き、鵯越駅まで結構きつくて辛い登りが待ち受けている。上り坂を登りきり道路の高架をくぐり抜けると一下りで鵯越駅である。
残暑の厳しいこの時期は、けっこう暑さバテするのだが、今年は、めちゃめちゃ暑いってこともなく、時折清々しい風が吹いてくれたので、気持よく歩くことができた。
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