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2013年5月18日アーカイブ

登頂日
2013年5月18日(土)
天 候
晴れ
同行者
単独

火打岩登山口⇒鳥居堂跡⇒クリンソウ自生地⇒大岳寺跡⇒三嶽(御嶽)793.4m⇒おおたわ広場
山行詳細データ(ルートMAP・断面図 他) by FieldAccess(iPhoneアプリ)








丹波篠山地区に連なる多紀連山の最高峰である三嶽(御嶽)にクリンソウの自生地がある。クリンソウは日本固有種で冷涼な湿地帯に自生するサクラソウの一種である。5月中旬から6月初旬にかけ、1本の花軸に数段輪生して花を付ける様子が仏塔の屋根にそびえる九輪に見立てて「九輪草」と名づけられた。

県道301号線おおたわ広場手前の小金ケ嶽登山口がある路肩にバイクを停め、バイクで上って来た道を火打岩の登山口まで戻り山道に入る。猪除けのフェンスを越えると稜線の三嶽道に合流すまで急登が続く。稜線に乗ると緩やかな道が続く。

鳥居堂跡を通り過ぎ、さらに進みクリンソウ自生地への分岐を左に進んでいくとクリンソウの鮮やかなピンク色の群落が目に飛びこんでくる。17万株のクリンソウの大群落を存分に楽しませてもらった。

クリンソウ自生地から再び登山道に合流するとすぐに大岳寺(みたけじ)跡だ。ここを過ぎると急登がはじまる。修験道の山を忍ばせる岩場混じりの急登を登りきると植林地に入り目の前に東屋が見えてくる。この東屋のすぐ上が多紀連山の縦走路。一登りして縦走路に出合うと目の前に役行者を祀った石室がある。一等三角点のある三嶽山頂はここから西に50mほどである。

下山は縦走路を東へおおたわ広場へ下る。おおたわ広場から県道301号線を駐輪場所まで戻った。


多紀連山クリンソウを守る会パンフレット(PDF形式) ⇒ 表面 裏面


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