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2010年7月アーカイブ

登頂日
2010年7月31日(土)・8月1日(日)
天 候
曇り
同行者
囲炉裏メンバー3名
地 図
地形図 1/25,000 上高地・穂高岳・槍ヶ岳

上高地バスターミナル⇒明神⇒徳沢⇒横尾⇒槍沢ロッヂ⇒ババ平⇒殺生ヒュッテ⇒槍ヶ岳山荘⇒槍ヶ岳⇒槍ヶ岳山荘⇒殺生ヒュッテ⇒ババ平⇒槍沢ロッヂ⇒横尾⇒徳沢⇒明神⇒上高地バスターミナル









 今年は自治会の関係や、お盆に家内の実家(茨城県)に帰省しなければならない等々で、日程が取れず、アルプス行きは、なかば諦めていたのだが、仲間からのお声がけで7月31日から1泊で槍ヶ岳行きが実現した。前日の30日に出発になるのだが、月末最終日で定時に仕事が終わるはずもなく、この日程も無理と思っていたのだが、20:30に梅田のモンベル前集合にしていただいたので、何とか参加可能になった。

 モンベル前に3名が集合し出発。JR大津駅で1名ピックアップし、平湯温泉のあかんだな駐車場へ。駐車場で仮眠を取り、始発のバスで上高地に入る予定であったが、4人だと料金がさほど変らないのでタクシーで上高地に入る。

 上高地バスターミナルで準備を整え出発。まずは、横尾までの長い林道歩きが続く。明神・徳沢で休憩をはさみ、3時間弱で横尾に到着。横尾から山の領域に入る。一の俣・二の俣と渓流沿いを登っていく。途中「槍見川原」なんてところも通過したが、ガスが掛かり何も見えない。ガスが掛かってなければ、槍ヶ岳が眺められるのだろう。やがて雨がポツポツと降り出してきた。

 槍沢ロッヂに到着。ここで休憩していると雨が強くなってきた。ザックカバーを付け、カッパはどうしようかと考える。が、雨は一向にやむ気配を見せないので、上着だけ着ることにした。

 槍沢ロッヂを出発して、すぐに雨があがる。雨が上がってくれるのは、ありがたいが、どうせならカッパを着る前にあがって欲しかった。

 ババ平のテン場を過ぎて、少し行ったところで、ヘルメットを小脇に抱えた二人組が、我々を追い抜いて走っていった。少し前にヘリの音がしていたので「何かあったかな?」と思っていたら、やはり負傷者の救助に向かっていたようだ。前方から若い男性を背負って下りてきた。右足の脛をあて板で固めていたので骨折したのだろう。

 槍沢の雪渓を眺めながら、高度を稼いでいき、天狗原の分岐に到着。昨夜の寝不足と重いザックが体力を奪っていく。本日の目的地である殺生ヒュッテまで、あと2時間はかかるだろう。

 一歩一歩槍沢を登り詰めていく。天候が良ければ、眼の前に槍ヶ岳の雄姿を眺めながら登れるので、少しは疲れも癒されるのだろうが、ガスのため槍ヶ岳の姿は全く見えない。明日は、天候が回復してくれるのだろうか? 槍に登ってもガスで真っ白だと悲しいなーなどと考えながら進む。

 殺生ヒュッテが見えてきた。あと少しだ。最後の雪渓を渡り、一登りで殺生ヒュッテに到着。小屋で受付を済ませ、しばらく休憩してからテン場へ向かう。

 早々にテントの設営に取り掛かるが、ガスが立ち込めてきて、雨粒がポツポツ落ちてきた。明日の天気に不安を感じる。急いでテントを設営し、夕食までしばらくテントの中で一眠りすることに。

 疲れてはいるが、なかなか寝付けない。テントの外を何気なく見てみると、ガスが晴れている。テントの入り口から首を出し見上げると、眼の前に槍ヶ岳の姿がきれいに見えている。登ってくる途中で、全く見ることが出来なかっただけに感動。カメラ片手にテンとから這い出し、しばらく槍ヶ岳の雄姿を眺める。

 夕食のを摂った後、早々とテントに潜り込み睡眠タイム。いよいよ明日は、念願の槍ヶ岳の頂に立つのだ!

2日目につづく >>
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登頂日
2010年7月24日(土)
天 候
晴れ
同行者
単独行
地 図
地形図 1/25,000 宝塚

阪急甲陽園駅⇒(26分)⇒神呪寺 仁王門⇒(2分)⇒神呪寺 本堂⇒(10分)⇒甲山山頂⇒(15分)⇒甲山森林公園⇒(27分)⇒地すべり資料館⇒(17分)⇒阪急仁川駅








 オフ会の下見で甲山(かぶとやま)に行ってきた。兵庫県西宮市西北部に位置し、市街地にポッカリとドーム型に浮かぶ山容は、西宮のシンボルであり、ハイキングやリクリエーションの場として市民に親しまれている。約1200万年前に噴火した火山である。六甲山系のガイドブックに入門者向け・ファミリー向けとして紹介されているが、花崗岩(御影石)からなる六甲山とは全く形成過程が異なるそうだ。

 暑いのを避け、少しでも涼しい時間に歩こうと、始発電車で阪急甲陽園駅へ。甲陽園着が5:51。この時間で既に陽が照っており暑い。

 駅を出て、神呪寺へ向かう街中の登り坂で早くも汗が噴き出してくる。アンネのバラの教会に立ち寄り(と言っても前まで行っただけだが)甲山大師道に入る。ここから登って下れば前方に神呪寺が見えてくる。神呪寺の背後の山が甲山だ。

 神呪寺の仁王門を抜け、石段を登りきると本堂である。本堂右手には展望所が設けてある。展望所のやや手前を奥に入ると多宝塔・甲山稲荷社があり、その右手が甲山への登山口である。前回来たときは、『甲山』の額が入った朱鳥居があり、そこから多宝塔や登山口の方に入っていったのだが、今日は工事中であった。

 九十九折の登山道を10分ほど登ると二等三角点の甲山山頂。いかにも火山の火口部が埋まってできた広場って感じの山頂である。グルット山頂を一周してから北側の「甲山自然の家」方面への道を下山。途中分岐が2箇所かあるが、それぞれ「甲山自然の家」方面を辿る。

 車道に出ると、すぐ正面が甲山森林公園入口である。甲山森林公園に入り、シンボルゾーンから彫刻の道、展望台へ抜け、ここから地すべり資料館へ下山する。地すべり資料館から、仁川沿いの車道を東に歩けば阪急仁川駅である。
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登頂日
2010年7月18日(日)
天 候
晴れ
同行者
囲炉裏村メンバー4名

行者山登山口⇒行者山⇒剣尾山⇒横尾山⇒行者山登山口








 大野アルプスランドから剣尾山登山口へ移動。

 剣尾山は大阪府豊能郡能勢町に位置する標高784mの山。北摂山群の主要な山であり、近畿100名山、大阪50山に選定されている。

 行者山登山口から剣尾山を目指す。ここ行者山は巨岩を行場として利用してきたそうだ。その昔は、奈良の大峯山に対し北摂大峯と呼ばれ賑わったそうだ。奈良の大峯とは規模が違いすぎるが・・・深く考えるのはよそう。

 登り始めると、行場に相応しい巨岩が目に付く。大日岩と呼ばれる巨岩は大日菩薩座像が彫られている。その他にも、胎内くぐり、アリの戸渡り、登り岩、トビ岩、廻り岩などなど、かつて行場であったことを彷彿させる。

 行者山・六地蔵・月峯寺跡と進み、剣尾山山頂に到着。山頂には、お揃いの赤いTシャツを着た沢山の子供たちで賑わっている。吹田市千里の学童とその親御さん達、総勢120名だそうだ。

 「嵐の後の静けさ」とは、よく言ったもので、子供達が下山すると静かな山頂となった。バンダナショットを撮って先へ進む。

 次の目的地は横尾山である。剣尾山に三角点は置かれていないが、横尾山は二等三角点の山である。摂津・丹波の國界の碑があるところまでの暑い中での急登は、結構きついものがあった。

 ここからしばらくで横尾山のはずだ。暑い中、片手に団扇を持ち、扇ぎながら、H隊長の後を着いて行く。こう暑いと考えるのも面倒である。ただ剣尾山山頂で見た地図の状況を頭に浮かべ、もうすぐ横尾山だと漠然と思っているだけである。

 おかしいかな、摂津・丹波の國界の碑があったところから、かなり歩いたような気がするが横尾山に到着しない。それどころかネット沿いに急下降。どうやらH隊長、横尾山を見落としたようである。

 巨岩の多い道を下っていくと頂上広場に出る。登ってではなく、下って頂上広場とはこれいかに・・・。麓にある能勢の郷から登ってきた一般客用ってとこだろう。ここから注意看板(これより先は、急な坂道のため、お年寄りやお子様など、自信のない人は、通らないでください。)が立っている道を下る。坂道というより階段を下る。注意看板が必要なほどの道とは思えないが、これも能勢の郷からの一般客向けなのだろうか。

 下ったところの沢で顔を洗う。冷たくて気持ちが良い。少し先の池の手前で沢を渡ると車道に出る。この車道をしばらく下ると右手にエボシ岩がある。このエボシ岩も不動明王が彫られた磨崖仏である。エボシ岩から車を停めた登山口まではすぐである。

 下山地近くの能勢温泉で汗を流し解散となった。暑かったけど、楽しい二日間を過ごすことができた。お誘いいただいたH隊長ならびにご同行いただいた皆さんありがとうございました。
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大野アルプスランド
所在地
兵庫県川辺郡猪名川町柏原字尾野ヶ嶽1
利用日
利用サイト
2010年7月17日(土)・18日(日) 1泊2日
フリーサイト(無料)
同行者
囲炉裏メンバー4人
 大野山(おおやさん)に登って、山頂直下のキャンプ場でバーベキューをしようとお誘いを受けた。車2台で山頂直下のキャンプ場大野アルプスランドへ登り、1台はデポして登山口まで戻り、山頂を目指そうという計画。

 午前10:30に阪急川西能勢口駅前に集合。Hさんにで我家まで迎えに来てもらい、テント・タープ等キャンプ道具一式を積み込み川西能勢口に向かうことになっていたのだが・・・Hさんの我家到着が20分遅れ、荷物を積み込んでいる時に小生の靴を見て、靴を忘れたことに気づいたHさん。Hさん宅へ靴を取りに戻ってから川西能勢口へ。結局20分ちょっと遅れて集合場所に到着。

 途中のスーパーでBBQの食材の調達をして大野アルプスランドへ。3連休で好天ということもあり、人が多いかもしれないので、到着したらテントとタープを設営し、軽く昼食を摂ってから山に登ることにしようということになった。

 キャンプ場は思ったより混んでいない。テント設営場所を選定して、ピーカンの暑さの中、テントとタープを設営。既に汗だくである。さあ、昼食を食べて登山口へってとこなのだが、あまりの暑さに、軟弱者の我らは、このクソ暑い中、山に登るより、この場に腰を落ち着けて冷たいビールってことで、タープの下でテーブルを囲んでしまった。

 BBQをはじめるのには少し早いので、キャンプ場からすぐの高台にある稲川天文台へ行ってみた。稲川天文台は公開天文台で、天体望遠鏡による天体観測やプラネタリウムを観ることができる。

 入場料200円を払って館内に入ると、まずは階上のドームで天体観測。この天体望遠鏡がスゴイ!パソコンで目的の星を選択すると天体望遠鏡がその星の方向に自動的に動く。合わせてドームの開口箇所も動いていく。目的の星に位置があった後も地球とその星の動きに合わせて自動追尾するそうだ。(動画見てね!)
 金星や水星・火星・太陽・月などを天体望遠鏡で観測。特に月は、クレーターまで見るとができた。他の星は昼間見えるお月さんの小さいのが望遠鏡のレンズを通して見えてるって感じで、はっきり言ってそんなに感動しなかったが、月には感動であった!

 星の観測の後はプラネタリウム。エアコンの効いた暗い部屋にいるのとビールを飲んでる関係もあり、みなさんお昼寝状態だった。

 キャンプ場に戻り、いよいよバーベキュー。ワイワイガヤガヤと山の話などで夜中12時過ぎまで楽しく過ごした。よく食べ、よく飲み、よく喋った一日であった。

 翌朝、みんなが起きだす前にサンダル履きで大野山頂を踏破!(5分ほどで登れちゃいます。。。)朝食後にみんなと一緒に再度山頂へ。午前中の早い時間に2回も登ってしまった(笑)

 テント撤収後、剣尾山登山口へ。今日こそは山に登るぞ!
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登頂日
2010年7月10日(土)
天 候
曇り/晴れ
同行者
囲炉裏村メンバー5名

阪急芦屋川駅⇒鷹尾山⇒荒地山⇒ロックガーデン中央稜⇒風吹岩⇒金鳥山⇒保久良神社⇒阪急岡本駅








 六甲の荒地山に行ってきた。ネットの山仲間Kさんの久々の山行である。Kさんに行ってみたい山を聞き、荒地山に行くことにした。

 梅雨の真っ最中だが、日ごろの行いの良さ(???)が幸いしたのか好天に恵まれた。阪急芦屋川駅に集合。芦屋川沿いを北上、高座の滝道を芦屋ロックガーデンへ向け進む。途中、住宅の横にある「鷹尾山」の標識に従い右に折れ鷹尾山へ登る。

 鷹尾山からアップダウンを繰り返し進んでいくと岩場に出る。本日のコースの核心部である岩梯子やザックを下ろさないと通り抜けれない七右衛門くらの岩くぐりである。荒地山を希望したKさんは、このコースには満足していただけたようだ。

 岩場を過ぎ、しばらく進んだ分岐を左に取ると荒地山の山頂である。雑木に囲まれ、展望はほとんどない。

 荒地山から雨ケ峠へ抜ける予定だったが、途中で道を誤り南下。道が違っていることには気づいたが、六甲の場合、しっかりと踏み跡がある道を進めば、どこかに出るだろうって事でそのまま進む。

 途中、堰堤下の広場で昼食。Kさんが冷やしうどんを作ってきてくれていた。荒地山の岩場でKさんのザックを引っ張りあげた時に、やけに重いなと思ってたのだが、うどんとつゆの重さだったのだ。暑い日の山での冷たいうどん、とっても美味しかったっす。ありがとうございました。

 昼食後、そのまま南下を続けたら、芦屋ロックガーデンに出合ってしまった。ここから少し下れば高座の滝である。時間的に早いので、芦屋ロックガーデン中央稜を風吹岩まで登ることにした。

 風吹岩でバンダナショットを撮影。下山は、金鳥山・保久良神社から阪急岡本駅へ。

 電車で阪急六甲駅まで移動。阪急六甲駅と王子公園駅のほぼ中間にある灘温泉で汗を流し、王子公園駅前の居酒屋に繰り出した。暑い時期、下山後に一風呂浴びてから飲むビールは最高である。

 今回もお昼の冷やしうどんやフルーツ等々を差し入れいただいた女性陣に感謝!いつもありがとうございます。
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