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豊岡グルメツアー(植村直己冒険館・床瀬そば・玄武洞)

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行った日
2010年10月3日(日)
天 候
曇り/雨
同行者
6名








 山仲間と映画「ノルウェイの森」のメインロケ地である、大河内高原(砥峰高原・峰山高原)に良く予定であったが天候不良の為中止。本来の山登りであれば、決行する程度の予報であったが、今回は、軽い散策の後の屋外昼食会がメインの企画であったので残念ながら中止となってしまった。その代替案として、植村直己冒険館など、床瀬そばを食べて、兵庫県豊岡市の名所見物をしようということになった。

 中国自動車道山崎ICの近くの駐車場で、別方面からの車2台が合流。1台の車に乗り込み播但道経由で豊岡市へ。和田山ICで播但道から出て、まず向かったのは、『植村直己冒険館』植村直己氏は、説明するまでもないと思うが、国民栄誉賞を受賞した世界を代表する冒険家である。日本人として初めて世界最高峰エベレストの山頂に立ったのも彼である。また世界初の五大陸最高峰登頂者でもある。数々の大冒険を成し遂げた植村氏は、1984年2月、世界初のマッキンリー冬期単独登頂を成し遂げた翌日の交信を最後に消息を絶った。

 『植村直己冒険館』では、映像ホールで植村直己氏の生涯を綴ったビデオを見た後、体験コーナーは。ここでは、犬ゾリの搭乗疑似体験ができるはか、テントが設営されており中に入ることができる。

 展示室には、植村直己氏が犬ゾリ単独行、エベレスト、南極の越冬などで実際に使用した装備品約200点が展示されており、冒険における「知恵と技術」を6つのテーマに分け、映像やパネルなどで紹介されている。

 『植村直己冒険館』で、彼の偉大な冒険の余波を心に抱きながらも、「そろそろお腹もすいてきた」色気より食い気というよりも、冒険のの感動より食い気ってことで、床瀬を目指す。

 床瀬そば「ふる里」で昼食。特産の自然薯をつなぎに使った蕎麦と焼き物がコースで楽しめるのが魅力で。口コミで人気が出てきたとのことだ。

 はじめて訪れる「ふる里」、どんな店かなと思っていたら、何とごく普通の民家ではないか。道路沿いの看板がなければ通りすぎてしまいそうだ。玄関(入り口ではなく、ほんとに玄関)を入ると、田舎の旧家独特の数部屋をぶち抜いた広間が客席になっている。

 やまめの塩焼き、七輪の網の端に串を差し込み網から浮かせた状態で焼いていく。尾のあたりがピクピクと動いている。しいたけや松葉と呼ばれる骨付きの鶏肉などなどを炭火で焼いて食べる。すべてが最高に美味しかった。特に炭火でこんがり焼いたやまめの塩焼きは、頭から骨まで残すところなく美味しく頂いた。焼き物の他には、ピーナッツ豆腐、こんにゃくのお刺身、山菜の煮付け、そーめんかぼちゃなどがテーブルに並んだ。

 焼き物を一通り食べ終わったあとに、いよいよ名物のお蕎麦。やや平打ち気味の蕎麦は、喉越しよく美味であった。ハタハタの干物・かやくご飯・おはぎなどをサービスしていただき、満足・満腹の昼食であった。帰り際には、じゃがいものおみやげまで頂いた。

 昼食の後は『玄武洞公園』へ。玄武洞公園は、円山川東岸に位置し、玄武洞、青龍洞、白虎洞、南朱雀洞、北朱雀洞の洞窟からなる。玄武洞は160万年前に起こった火山活動でマグマが山頂から流れ出して固まる時に、規則正しいきれいな割れ目をつくりだしたもの。6000年程前に波に侵食され玄武岩塊がむき出しとなった。数知れない玄武岩が積み上げられて地下から地上へ、更に空へと続いて。六角形の柱を束ねたような不思議な美しさを見せ、国の天然記念物に指定されていそうだ。

 心配された雨も、玄武洞公園を回っている間はやんでくれていたので、ゆっくりと奇岩洞窟を楽しむことができた。この後、『コウノトリの郷公園』に立ち寄ってから帰路に着く予定であったが、時間が押してしまったので、コウノトリの郷公園は、残念だがパスすることになった。

 予定変更での豊岡グルメツアーであったが、楽しい一日を過ごすことができた。山以外での集まりも楽しいものだ。ご同行いただいたみなさんまたグルメツアーに行きましょう!
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