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西国三十三所 第三十二番札所 繖山 観音正寺(近江国)

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参拝日:2011年7月30日(土)
第三十二番札所 繖山 観音正寺
御 詠 歌
あなとうと 導きたまえ観音寺 遠き国より 運ぶ歩みを
御本尊
千手千眼観世音菩薩
宗 派
天台宗(単立寺院)
開 基
聖徳太子
開創年
推古天皇13(605)年
所在地
滋賀県近江八幡市安土町石寺2 0748-46-2549
拝観料
無料
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西国三十三霊場 御朱印・本尊御影・梵字本尊

◆札所データ
 近江国は、日本のほぼ中央に位置するが、その近江国でもまた中央、すなわち日本の「臍」ともいうべき要衝に位置するのが、標高432.9メートルの繖山、別名観音寺山であります。西国三十二番札所・観音正寺は、貴人にさしかざす衣蓋のようにふんわりとした美しい山容から名付けられたこの繖山の山中にひっそりと佇んでいる。

 寺伝によると、往古、聖徳太子がこの地に来臨された折節、紫雲たなびくこのお山をご覧になって「これぞ霊山なり」とおぼしめし、太子自らが千手観音の像を刻み、堂塔を建立されたのが、当寺の縁起であるという。以来、太子が近江国に創建された十二箇寺中の随一の寺院として、湖東地方に勢威を振るってきた。ところが、応仁・文明の乱に際し、近江国守護職・佐々木六角氏がこの山に居城を築いたため、寺は兵乱に罹ったり、山麓に移されたりするなど苦難の路を辿ることとなった。その後、永禄十一年(1568)、織田信長により六角氏が滅ぼされたため、慶長二年(1597)、再び山上に堂塔が営まれることとなったが、往時をしのぶべくもなかったようである。古来、万事吉祥の縁結びの祈祷道場として老若男女の尊崇を集め、四季を通じての景勝の名刹である。

(観音正寺WEBサイトより引用)

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