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兵庫県立フラワーセンターと一乗寺

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日 付
2012年5月4日(金)
天 候
晴れ
同行者
1名









 兵庫県立フラワーセンターは、兵庫県加西市にあり、約46haにおよぶ松の自然林をそのままに生かした、全国でも有数の花と緑の植物園とのこと。兵庫県民でありながら行ったことがない。『チューリップまつり2012』開催期間中ということもあり、綺麗な花々を期待して車を走らせる。

 ゴールデンウィークということもあり、メインゲート側の駐車場は満車で空き待ちの車の列もできている。こりゃいかんとUターンをして北側ゲート付近の臨時駐車場に車を置き、北側ゲートより入園料500円を払って入園。

 四季の花壇にたくさんのチューリップが植わっているが、ほとんど終わりかけと悲しい状態。それでも何とか頑張っているチューリップがあるのが救いだ。

 園内中央の亀ノ倉池の周りを散策。しゃくなげ園にも立ち寄るが、これまた終わりかけのひどい状態。バラ園は開花前。ぐるっとまわっていくと、色とりどりの花を咲かせた林床花壇が前方に見えてきた。これは期待が持てるかと思い近づくと、やはり終わりかけのチューリップであった。

 温室・中央花壇と見て周ったが、いまひとつという感がいなめない。もっと下調べをして花が綺麗な時期に合わせて来るべきであった。物足りない感を抱きながら、フラワーセンターを後にする。

 加西市まで来たので、やや南下したところにある西国二十六番札所である一乗寺に立ち寄る。国宝の三重塔を筆頭に多くの文化遺産を擁する寺である。境内の入口をり左手の受付で拝観料を納める。ここから本堂まで三層に渡って石段が続く。最初の石段を登ったところ左手に常行堂、二番目を上がると国宝の三重塔が左手に、さらにその上、石段を登りきると舞台造りの金堂(本堂)だ。本堂でお勤めを済ませ御宝印をいただく。

 さらに奥には、奥之院・賽の河原などがあるが、今回は肋骨のことを考えパスさせていただいた。このゴールデンウイーク中に三ヶ寺納めさせていただき、二巡目も番外を合わせ十六ヶ寺打ち終えることができた。

 因みに「納める」「打つ」などの言葉を使用しているが、巡礼(寺院参拝)に詳しくない人向けに書き添えておこう。御朱印をいただく帳面や掛け軸のことを「納経帳」や「納経軸」などと呼ぶ。本来、御朱印は写経を納めること、すなわち納経の証として戴くものである。従って「納める」という言い方をするのである。また、寺院に参拝すると納札(千社札)が境内のいたるところに貼ってあるのを見かけると思う。その昔、納札は木でできており、伽藍の柱などに釘で打ち付けていた。その名残で「打つ」という言葉が使われるのである。


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