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2013年11月 9日アーカイブ

虚空蔵山北尾根縦走

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登頂日
2013年11月9日(土)
天 候
晴れ
同行者
単独

JR藍本駅⇒酒垂神社⇒P359⇒虚空蔵堂⇒虚空蔵山(592m)⇒八王子山(496m)⇒大谷山(417m)⇒山上山(390m)⇒油井(下山地)⇒JR草野駅








またまた地元三田市の山、虚空蔵山に登ることにした。先月は自転車で表参道登山口までいき、表参道から山頂へのピストンだったが、今回は電車でJR藍本駅へ。藍本駅から虚空蔵山に登り、山頂から北尾根を縦走してJR草野駅に下るルートを歩くことにした。

JR藍本駅の西側改札口を出て、線路沿いを数分南に行くと右手に酒垂神社がある。この酒垂神社の本殿裏手から山に取り付く。酒垂岩経由で登る道もあるが、今回は酒垂岩を経由せず、本殿裏手をピーク359mを目指して進む。しばらく登って行くと踏み跡のはっきりした場所にであう。ここから踏み跡に沿って進んで行く。

ピーク359mを通り過ぎ進んで行くとやがて裏参道に合流。裏参道を虚空蔵堂に向かい進む。沢に掛かったパイプで組まれた橋を渡って少し登ると表参道に出合う。合流点は表参道の虚空蔵堂への石段の途中なので、その石段を登り切れば虚空蔵堂だ。

虚空蔵堂の右奥から山頂を目指して登る。登り出しからしばらく傾斜の急な登りとなる。役行者の石像を通り過ぎさらに進むと陶の郷自然遊歩道に出合う。ここまで登ってくれば虚空蔵山の山頂まで300mほどだ。

山頂手前の丹波岩の露岩帯及び山頂からの眺めは、何度来ても最高の眺めである。暫し眺望を楽しみ、山頂から北尾根へと入る。虚空蔵山には何度となく登ってきているが、北尾根を歩くのは初となる。事前にネットで情報収集をして来たが、その中で一番最近の情報が 2ヶ月ほど前の情報で、北尾根に入ると人がほとんど入っていないのか荒れた道で注意が必要みたいなことが書いてあったが、実際に入ってみると全く問題のない歩きやすい道が通っている。確かに表参道と比べると状態は劣るかもしれないが、ここよりも状態の悪い登山道はいくらでもある。チェックした情報発信者が初心者だったのかもしれない。

尾根伝いに進んで行ったピークに八王子山と書かれた登頂プレートが1枚ぶら下がっている。ここがネットの情報でもあがっていた偽山頂のようだ。実際の山頂は、ひとつ先の三等三角点を擁するピークである。こちらには複数の登頂プレートがあり、ご丁寧に「ほんとの八王子山」と記されたプレートもあった。八王子山は稜線上の通りすがりのピークで山のテッペンという感じはない。樹林に妨げられており景色も望めない。

八王子山からしばらく下ったあたりで北へ向かっていた登山道は東方向に向きをかえる。大谷山から再び北へ進路が変わるまでの間、振り返ると虚空蔵山から八王子山と辿って来た山を見渡すことができる。ところどころ紅葉に染った山並を眺めると疲れも吹き飛びそうだ。

大谷山・山上山と続くが、どちらの山も八王子山同様展望も山頂らしさもない。山上山を過ぎると急傾斜での下りとなる。ネット情報によると、この下りの途中に巻道があるような鎖場があるとのこと。期待して下って行くと何処でどう間違えたのか鎖の掛かった岩場の下に出てしまった。どうやら巻道を通って来たようだ。鎖場を目の前にして通り過ぎるわけにもいかないので、当然のように岩の上まで往復してしまった。岩場の上には役行者と不動明王の石像が祀られていた。

鎖場の先も急傾斜が続く。一気に下りきると民家の横に下り立った。ちょうど油井バス停のところだ。こちら側から登る機会があれば取付きの良き目印となるので、バス停名を覚えておくことにしよう。下山地からJR草野駅まではすぐだ。下山した時点で上り電車が駅に滑りこんで行くところだった。JR福知山線は新三田をすぎると極端に電車の便が少なくなり30分間隔になる。ということで次の電車まで30分ある。ゆっくりトボトボと駅まで歩き時間を潰そうとしたが、ゆっくりでも10分程で到着。寂しい無人駅で20分、駅のベンチでiphoneのゲームアプリに勤しむ大将の姿があったとかなかったとか。




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