早朝に自宅を車で出発。京都府にある日吉ダムのダムサイトすぐしたに位置する「道の駅 スプリングひよし」に向かう。日吉ダムは、12・3年前にバス釣りに行って以来だ。とはいえ、今回はダムまでは上がらず、スプリングひよしからダムサイトを眺めただけだが。
スプリングひよしに車を停め、ここから自転車で「美山かやぶきの里」を目指す。京都府南丹市美山町には、今も茅葺き屋根の家屋が多く現存している。その中でも知井地区にある「北」の集落には50戸の家屋中38棟の茅葺き屋根が残っている。平成5年に重要伝統的建造物群保存地区に選定され、四季を通じ日本の原風景に出会える地域として観光スポットとして人気を博している。
スプリングひよしから約30kmの道のりを走り「美山かやぶきの里」に着いたのが午前8時前であったが、既に数名の一眼レフカメラを手にした観光客が日本の原風景をカメラにおさめていた。ツーリングのライダーもバイクを停め立ち寄る姿がチラホラ。
観光スポットとはいえ、住民がいる集落である。地元の老人が犬の散歩をしている姿が長閑な集落にマッチしている。集落の入り口には昔懐かしい丸型の郵便ポストが鎮座している。これまた雰囲気をかもし出しているのだが、最近塗装し直したのであろう鮮やか朱色。塗装が剥げ、少しサビがある方がいいのになどと思ってしまう。
集落内を今度は車でデジイチを持って来たいなーなどと考えながら、コンデジのシャッターを押しながら一回り。集落の全景を見渡せる場所で休憩をとってから帰路に着く。往路ピストンなのだが、途中で道を誤り、登らなくてもよい坂を2km近くも走ってしまった。こんなミスをおかすのが方向音痴のつらさだ。クライムの練習だと自分に言い聞かせ、本来のルートに戻る。
先日の大阪街中ポタリングと違い、信号はほとんどなく、車の交通量もさほど多くないので快適に走り、スプリングひよし駐車場へ帰り着く。前輪をはずし、チャリを車に積み込む。ふとシートポストを見ると先日購入したばかりのテールライトがない。何処かで落ちたのであろう。美山かやぶきの里で撮った写真を見ると付いているので、帰路の何処かで落としたようだ。車で探しに戻ろうかと思ったが、何処で落ちたかもわからないので諦めることに。帰宅して早々にAmazonで同じ商品を注文した。と言うことで、本日の出費はガソリン代とテールライト1,036円となった。