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おらが茶屋の独特カレーを食べに行くぞ!須磨アルプス【六甲山系】

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登頂日
2008年7月12日(土)
天 候
晴れ
同行者
単独行
地 図
地形図 1/25,000 須磨・前開・神戸首部
昭文社 山と高原地図 六甲・摩耶 2008年版
ルートmap by GARMIN etrex VISTA HCX
参考書籍
登山・ハイキング案内 六甲山 改訂版

山陽須磨浦公園駅⇒(21分)⇒鉢伏山⇒(10分)⇒旗振山⇒(10分)⇒鉄拐山⇒(13分)⇒おらが茶屋⇒(32分)⇒栂尾山⇒(15分)⇒横尾山⇒(18分)⇒須磨アルプス馬ノ背⇒(13分)⇒東山⇒(36分)⇒妙法寺⇒(40分)⇒荒熊神社⇒(70分)⇒神鉄鵯越駅
歩行距離(沿面):13.0km   所要時間(食事・休憩時間含む):5時間37分







 六甲山に関するWEBをチェックしていると、度々目にするおらが茶屋の独特カレー。何度も目にするうちに、どうしても食べたくなったので、じゃあ食べに行くかってことで、今回のコースは必然的に須磨浦公園から須磨アルプスと六甲全山縦走路に決定。おらが茶屋は午前6:00から営業しているのがうれしい。以前森林公園のスパイシーカレーを食べに行った時は、営業開始が午前10時だったので、店の前で20分ほど開店を待った経験があるのです。
 須磨アルプスは六甲山地の西端に位置し、標高200mから300mの小さなやまの連なりで、風化した花崗岩の尾根筋が核心部です。今回の目的であるおらが茶屋の先にある住宅地は、かつては高倉山であったが、神戸港の人工島ポートアイランドの埋め立てのために削り取られてしまったのです。
 JR新三田駅を午前4時54分発の始発列車に乗り、山陽電鉄須磨浦公園駅に到着したのが6時38分。駅前で準備を整え出発です。須磨浦公園駅から西の遊歩道をたどりロープウェイの山上駅へと登っていきます。山上駅から少し先で六甲全縦路をはずれ鉢伏山に寄ってから六甲全縦路へ戻り旗振山を目指します。旗振山は、その名のとおり大阪の米相場を岡山に伝える中継点でした。現在は山頂に旗振茶屋があり毎日登山の署名所が併設されています。六甲全縦路に従い東へ取り鉄拐山を経て、今回の目的であるおらが茶屋があるおらが山にたどり着きます。
 おらが茶屋は、平成2年創業で私が知っている六甲山の茶屋の中では一番新しい茶屋です。これまた私の知る限りでは唯一の鉄筋コンクリート製の茶屋で、1階が自動販売機とトイレ、2階がおらが茶屋、3階(屋上)が360度見渡せる展望台です。おらが茶屋に入り早速本日の目的である独特カレーを注文。時間は8時前である。今日は独特カレーを朝食にする予定だったので、何も食べずに自宅を出発。1時間強の運動が程よい空腹感をもたらします。しばらく待っていると待望の独特カレーが運ばれてきました。独特カレーはお皿にドライカレーが盛ってあり、中央の丸いくぼみに生卵、その周りにカレールーがかかっているという他ではお目にかかったことがないカレーです。これが噂にたがわず美味しいではないですか。スパイシーでにんにくの香りがたまりません。ボリュームも満点で最高でした。カレーを食べた後は屋上の展望台で一休み。
 おらが茶屋を後にし、高倉台団地への階段を一気に下ります。高倉台団地のメインストリートを抜けると、本日のハイライトの一つである400段階段です。コンクリートの急階段で一気に栂野山へと登りつめます。この階段がけっこうきつかった。カレーを食べた後の休憩が足りなかったのか横腹が少し痛くなってきたのと陽射しの暑さが足どりを重くします。栂野山を通り過ぎると横尾山です。登山道は岩場が露出しはじめ、風化した花崗岩の露岩帯へと入っていきます。須磨アルプスの核心部である馬ノ背を通り過ぎ、後ろを振り返ると迫力のある岩稜が目に入ります。露岩地帯を過ぎると東山で、ここから妙法寺の住宅地へと下っていきます。住宅街を抜けていくのですが、このあたりは道に迷いやすいということだったのですが、電柱や柵などに六甲全縦路の案内が掛かっていたので迷わず高取山の登山口まで行けました。
 再び山道に入り、荒熊神社境内にある高取山三等三角点を踏み丸山方面へと六甲全縦路を進みます。三度住宅街へと入り神戸電鉄鵯越駅に到着。この先、市ガ原から新神戸もしくは六甲全縦路で摩耶山掬星台まで行って、まやビューライン夢散歩(ロープウェー&ケーブルカー)で下山とも考えたのですが、あまりの暑さにリタイヤしてしまいました。山道ばかりだとさほどでもないのですが、今回のコースのように3度も住宅地のアスファルト道を歩くと、上に陽射しを遮る樹木がなく、アスファルトの照り返しとなると体力の消耗も激しくなります。これから夏本番に入ることを考えると地元近場の早朝登山かなと考えてしまします。もしかすると9月の下旬ごろまでブログの更新がなかったりして・・・

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