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西国三十三霊場 第二十八番札所 成相山 成相寺(丹後国)

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参拝日:2010年8月29日(日) 
第二十八番札所 成相山 成相寺
御 詠 歌
波の音 松のひびきも 成相の 風ふきわたす 天の橋立
御本尊
聖観世音菩薩
宗 派
真言宗
開 基
真応上人
開創年
慶雲元(704)年
所在地
京都府宮津市成相寺339   TEL:0772-27-0018
拝観料
500円
 URL





撮影:Canon PowerShot SX200 IS

西国三十三霊場 御朱印・本尊御影・梵字本尊

◆成相山 成相寺 
成相寺は天橋立を望む成相山の中腹にあり、元々は日本古来の山岳宗教の修験場でした。日本全国にある五つの「聖の住む所」の一つとして信仰を集めてまいりました。その中で文武天皇の勅願所として慶雲元(704)年に真応上人が創建したと伝えられています。悲話を伝える撞かずの鐘、奇怪な話の底なし池、美人観音として名高い聖観世音菩薩などがあり、しゃくなげの名所でもあります。 本寺は「身代り観音」「撞かずの鐘」などの伝説で知られています。車道もありますが、ケーブルカーと登山バスを乗り継いでお参りされるのも楽しいでしょう。どちらも天橋立を眺めながら上がれます。西国札所最北端のお寺で、冬は雪が深くなりますが成相寺から見る雪の天橋立も格別です。

・由来
一人の僧が雪深い山の草庵に篭って修業中深雪の為、里人の来住もなく食糧も絶え何一つ食べる物もなくなり、餓死寸前となりました。死を予感した憎は「今日一日生きる食物をお恵み下さい」と本尊に祈りました。 すると夢ともうつつとも判らぬ中で堂の外に狼の為傷ついた鹿が倒れているのに気付がつきました。僧として、肉食の禁戒を破る事に思い悩んだが命に変えられず、決心して鹿の腿をそいで鍋に入れて煮て食べました。 やがて雪も消え里人達が登って来て、堂内を見ると本尊の腿が切り取られ鍋の中に木屑が散って居ました。 それを知らされた僧は観昔様が身代リとなって助けてくれた事を悟り、木屑を拾って腿につけると元の通りになりました。此れよりこの寺を願う事成り合う寺、成合(相)寺と名付けました。
成相寺ホームページより引用

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