この季節の低山は暑いので、すぐに登れる山に行くことにする。どこの山にするか考えた結果、地元三田の三国ヶ岳と愛宕山(如意が峰)に登ることにした。共に登山口から20分程で登れるお手軽な山である。
自宅から登山口のある三田市母子(もうし)までバイクだ。母子の集落から篠山に通じる県道49号線をやや北上した美濃坂峠にあるふきのとう休憩所が登山口になる。
茶畑横の農道の先から山道に入る。この道は近畿自然歩道になっている。やや急な道を登っていくとあっという間に二等三角点が置かれた山頂に辿り着く。登山口から20分弱ほどである。山頂には鳥瞰図が設置されているが、鳥瞰図前の斜面の樹木に遮られ眺望はイマイチ。
山頂を後にし下山にかかる。登りで20分ほどなので下山もあっという間だ。三国ヶ岳の西に位置する愛宕山に登るべく登山口となる稲荷神社へバイクを走らせる。県道を母子集落まで戻り北西に入れば稲荷神社はすぐである。近畿自然歩道の標識が出ているので、はじめての人でも迷うことはないだろう。
稲荷神社の前にバイクを停め、まずは稲荷神社にお参り。赤い鳥居をくぐり石段を登っていくと右手の高く切り立った巨岩の麓に小さなお社が二つ並んでいる。上を見上げると巨岩の中ほどに大きなスズメバチの巣がある。しばらく観察してみたがハチがいる気配はない。今は使われていな巣のようだ。
愛宕山へは神社前の林道を少し北上した所から山道に入る。愛宕堂からの出会い地点を過ぎると登りは急になる。山頂直下の急登である。
愛宕山の山頂も眺望は期待できるものではない。しばらく休憩をして、すぐに下山した。
帰路は県道49号から篠山に抜け、篠山市街のマクドナルドで朝マックしてから帰宅した。何故遠回りの篠山経由にしたかというと、一度自転車で篠山まで走ってみたいと思っているのだが、母子から篠山に抜ける道がキツイ坂だと嫌なので、下見を兼ねて走ってみたのだ。母子集落から三国ヶ岳登山口の美濃坂峠までは登りだが、峠を越すと篠山まで下り一辺倒だった。これなら安物チャリの貧脚野郎でも何とかなりそうである。秋になって涼しくなったら挑戦してみようと思う。
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