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2014年7月12日アーカイブ

走行日
2014年7 月12日(土)
天 候
晴れ
同行者
単独





 
 


今日はどこに行こうか・・・。何も考えてなかったので、ぷらっとポタリングに出かけることにした。

川西の多田銀銅山跡・多田神社・大阪国際空港(伊丹空港)・有岡城跡あたりまで走ってみることにする。

前々から欲しいと思いながらも400円という高額出費(笑)に躊躇し、なかなか購入しなかったiPhoneアプリの「自転車NAVITIME」を清水の舞台から飛び降りたつもりで購入。余談になるが清水の舞台から飛び降りた人って本当にいるのだろうか・・・という疑問が湧いてきたのでググってみた。

塔頭・成就院は清水寺山内の全般的管理役にあるため、山内で事故があればまず通報を受け、対応にあたり、町奉行所への届け出を担当。それらを日報として、現在も日々記録し続けているのが成就院『御日記』で、そこに事故処理の全記録が記されていたのだ。ただし残念ながら、残存する記録は元禄七年(一六九四)以降、百七十一年間のうちの百四十八年分のものである。それによると、元禄七年から明治五年に京都府が「舞台飛下り」禁止令を出すまでの間で、総件数は引き留め未遂を含め二百三十五件で二百三十四人(洛中の 同一の娘が二回実行)。これらは単なる自殺志願ではなく、命をかけて観音さまに祈願し、願いが叶えられれば存命するという清水観音信仰によるものだったというのである。

余談はさておき、「自転車NAVITIME」は、音声案内やルートの高低差グラフなど、自転車に特化したナビゲーションアプリ。ルート検索に関しても、距離が短い・坂道が多い・坂道が少ない・大通り優先などから選択が可能。軟弱チャリダーとしては「坂道が少ない」が非常に魅力的である。

豊臣秀吉の埋蔵金伝説など、神秘とロマンに彩られた多田銀銅山に立ち寄ろうと思い、最初の目的地として「多田銀銅山悠久の館」を指定し「自転車NAVITIME」でルート検索。もちろん坂道が少ないルートを選択する。

我が家を出発し、北摂里山街道に入り進んで行く。道の駅いながわの三叉路の手前数kmのところで北摂里山街道から外れ右後方へ入るというのを頭に入れ坂道を下っていくが、右に入る道が見当たらない。これはおかしいぞ!と自転車を止め、ポケットからiPhoneを取り出し確認。な・なんと1km程通り過ぎている。

右に入る道を見落としてしまったかと思い。下ってきた道を上り返す。アホなことをしたもんだ。登らなくてもよい坂道を1kmも登る羽目になってしまった。テンションだだ下がりで登り返す。サイコンで確認すると1kmちょと戻ったようだが道が見当たらない。またまた止まってiPhoneで確認。えっ、また通り過ぎてる、そんなバカな!ってことで、今度は片手にiPhoneを持ちマップを確認しながら進む。該当の場所付近でさらに速度を緩め進むが無い。ナビに騙されたっ・・・。テンションは、さらに下がり、多田銀銅山はパスし、清和源氏発祥の地とされる多田神社に向かう。

多田神社からは大阪国際空港へ。滑走路北西端に整備された公園「エアフロントオアシス下河原」でしばし旅客機の離着陸を見る。すぐ眼の前から飛び立っていく姿は圧巻だ。

大阪空港からはJR伊丹駅前にある有岡城跡へ。もともと伊丹市民であり馴染み深い有岡城跡。子供たちがボール遊びをするくらいで、一般の観光客らしき姿は見たことがない有岡城跡に観光ボランティアに引き連れられた観光客が2組。有岡城は、今年のNHK大河ドラマで取り上げられている黒田官兵衛ゆかりの城である。有岡城主であった荒木村重が織田信長に謀反を起こす。その説得に有岡城を訪れたのが黒田官兵衛であった。荒木村重により説得に赴いた黒田官兵衛は城内の牢獄に約1年にわたり幽閉されてしまったのである。視聴率が伸び悩んでいた大河ドラマも荒木村重謀反で一気に盛り上がり視聴率もV字回復。その影響であろう多くの人が有岡城跡を訪れているようだ。

時間も1時を過ぎ、小腹が減ってきたので学生時代アルバイトをしていたイズミヤ昆陽の里店のSUGAKIYAのラーメンで腹ごしらえ。その後、昆陽池公園とわが母校である伊丹市立天王寺川中学校・兵庫県立伊丹北高等学校を経由してJR中山寺へ。JR中山寺からは輪行で新三田まで戻った。新三田から自宅までの走行も合わせ約65kmの工程であった。




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